BLOG

自民党筆頭副幹事長に就任、第2次補正予算案を閣議決定
1.8月3日の内閣改造・党役員人事において、総裁特別補佐に就任いたしましたが、それに続き、党本部の「筆頭副幹事長」、「選対副委員長」を拝命いたしました。日本の平和と繁栄のため、政府・与党が一体となって安定した政権運営ができますよう、安倍総理総裁をお支えしてまいります。

2.また、8月24日に平成28年度第2次補正予算案を閣議決定しました。日銀の大胆な金融緩和に伴う超低金利のため、国債の利払い費が減少し、その分の約4,200億円等を活用し、また、未来への投資に使うための建設国債2兆7,000億円などを財源として、4兆1,000億円の補正予算を組みました。

3.その主な内容は以下のとおりです。

①学校施設等の環境整備(1,873億円)、保育の受け皿整備(545億円)、保育・介護の人材確保(149億円)の子育て・介護の環整備等で2,770億円。

②住民税が非課税の方に1万5,000円を配布する臨時福祉給付金(3,673億円)等の社会全体の所得と消費の底上げとして4,167億円。

③賃上げを実現するための業務改善助成金の拡充29億円、キャリアアップ助成金拡充に631億円。

④革新的ものづくり補助、小規模事業者の販路開拓など1,121億円。

⑤中小企業・小規模事業者の資金繰り支援等として1,539億円(融資枠は2.8兆円に拡大)。

⑥農地の更なる大区画化、水田の畑地化等の農業農村整備事業(1,252億円)、畜産クラスター事業(685億円)、輸出拠点の整備など輸出力の強化(258億円)、漁船のリース事業(143億円)、生産性の向上や省力・省コスト化された漁船のエンジンや船外機の導入(40億円)等の農林水産物の輸出促進と農林水産業の競争力強化のために4,317億円。

⑦革新的な医薬品・医療機器の研究開発の促進(653億円)、人工知能に関するグローバル拠点の整備(195億円)など1,903億円。

⑧地域における防災減災、老朽化対策等の集中的支援(2,554億円)、農業用水路、ため池等の耐震化等(500億円)を含む災害対応の強化・老朽化対策等として8,049億円。

⑨大型クルーズ船の受入環境改善、羽田空港等の機能強化(267億円)、訪日外国人旅行者受入基盤整備・加速化事業(バリアフリー、Wi-Fi等:155億円)、地方誘客のための緊急訪日プロモーション(45億円)等の外国人観光客4000万人時代に向けたインフラ整備等として1,001億円。

⑩私が主導したリニア新幹線の全線開業を最大8年前倒しするため1.5兆円の財政投融資を計上。

⑪地域の競争力強化等を図るインフラの総合的整備(1,573億円)、大都市圏環状道路等の物流ネットワークの強化、渋滞対策(1,295億円)など3,212億円。

⑫地方創生推進交付金(900億円)を含む地方創生の推進に1,625億円。

⑬熊本地震の復旧・復興の加速(510億円)、グループ補助金の実施(400億円)等で4,139億円。

⑭除染の加速化(3,307億円)を図り、東日本大震災からの復興の加速化等のために5,456億円。

⑮戦略的海上保安体制の構築等(674億円)、テロ対策用資機材の整備等のテロ対策の強化(56億円)含む安全・安心の確保等として2,044億円。

4.今後とも、日本経済が成長し続けるよう、また、すべての人がチャンスと希望を持てる社会を目指して、全力で取り組んでまいります。引き続きのご指導ご支援、よろしくお願いします。
  • 自民党「総裁特別補佐」就任に続き、「筆頭副幹事長」、「選対副委員長」を拝命し、自民党役員会に出席。
  • 筆頭副幹事長の私が、進行役を務める副幹事長会議。