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衆議院財務金融委員会で質問。海外要人とも会談。 
1.3月9日(水)、朝7時45分、米国大使館でグランド・アルドナス元商務次官との意見交換(写真①)。超党派の議員からTPPについて、質問が相次ぐ。
9時から、衆議院経済産業委員会。冒頭に海江田経済産業大臣から、前回の委員会で所信表明を極めて速いスピードで機械的に棒読みしたことについて、謝罪の発言。参議院本会議で速く読みすぎて謝罪した前原元外務大臣のスピードの1.3倍の速さで、海江田大臣は読んだのである。

2.12時前に、西オーストラリア州のバーネット首相の谷垣総裁への表敬に同席(写真②)。エネルギー・資源や食糧の安定的な貿易・供給について突っ込んだ意見交換。昼は、盟友・三ツ矢憲生代議士のセミナーに出席。午後は、アスベスト問題の打ち合わせ、来客と続く。

14時過ぎ、セルビアのジェーリッチ副首相、イェーリミッチ外相と、迎賓館で意見交換(写真③)。タディッチ大統領も顔をのぞかせてくれた。セルビアは外務大臣政務官の時に訪問した国で(2009年6月9日活動報告参照)、当時から懸案の案件について、今回、初めての円借款に合意をしたとのことで、感慨ひとしおである。具体的には、火力発電所の排煙脱硫装置で、これにより、セルビアの環境基準が改善され、EU加盟を後押しすることとなる。また、本年5月からのビザ発給の緩和も決定した。南東欧の玄関口となる国として、発展を期待したい。

3.夕方、衆議院財務金融委員会で、税制改正法案の質問に立った(写真④)。税制改正法案は、23年度予算の収入に関わる改正であるから、本来なら、衆議院での予算案採決までに審議を終えなければならないのである。この時期に審議するのは全く残念であるが、経済成長のための政策について議論を行った。特に、野田財務大臣が予算上の法人税見積もりを1兆円も多く発言されたことには驚いたし、法人税5%下げと大きく打ち出しながら、結局23年度は1%程度の下げにしかなっていないことが明らかになった。全く経済成長、地域での雇用拡大につながらない税制改正なのである。

その後ジムで汗を流し、事務所での打ち合せ。夜は、地元淡路から上京中の瓦業界の皆さんと懇談。
  • 写真①
  • 写真②
  • 写真③
  • 写真④