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不動産・金融対策について意見交換。海上自衛隊の遠洋演習出航で祝辞。
1.4月16日(木)朝6時半起床、7時半、都内のホテルで不動産関係外資系金融機関の方々と経済動向を巡る勉強会。私から、今回の経済対策における金融・不動産対策の概要を説明(その主な内容はこちら)。民都機構((社)民間都市開発機構)や都市整備機構(UR)、政策投資銀行、ゆうちょ銀行を活用し、最大10数兆円規模の対策を盛り込んでいることを説明し、都市開発の様々なプロジェクトに資金供給がなされるようにした旨を申し上げた。このことに対しては、歓迎する声が多かったが、①税制面でのさらなる措置に対する要望や、②大型プロジェクトのみならず、中小の商業プロジェクトについても支援を強化してほしい、との声も頂いた。③また、一方で次のような意見もあった。資金供給はありがたいが、プロジェクトが進むことにより、不動産供給が進み、かえって不動産価格が下落する可能性がある(経済対策のたびに、そうした傾向がある)、などのご指摘である。
大変勉強になった会であり、このようなご意見を参考にしながら、今後さらに効果的な政策を立案・実施したいと思う。

2.9時15分、晴海埠頭において、海上自衛隊の遠洋練習航海部隊の出港の式典に出席し、祝辞を述べる(写真:内容はこちら)。170名の実習生を含む710名の皆さんが、145日間の練習航海に出られる。行進しながら入船していく姿を見ていると、感動で涙がこぼれそうになった。立派に幹部に成長されることを期待したい。

3.10時半過ぎ、外務省に戻り、国連関連予算、明日のパキスタン支援会合、今後の出張等について打ち合わせが続く。
その間に、中国からの教育関係者の表敬訪問を受ける。

4.16時過ぎ、弟分の福田良彦・山口県岩国市市長(元衆議院議員)が来訪し、中曽根弘文外務大臣のところに挨拶。福田市長は私の義父・吹田あきらの元秘書であり、私も市長選で大変応援したし、私の選挙応援にも来てくれた。岩国は、米軍再編の鍵を握る市の一つでもある。岩国市民の負担軽減を図りながら、抑止力を維持する再編を実行できるよう、共に力を合わせて参りたい。

5.18時前、中曽根大臣とヴァルトナー欧州委員(外交担当)との会談に同席。ヴァルトナー委員とは昨年のグルジア復興会議でお会いし、意見交換させて頂いた(2008年10月30日活動報告参照)。明日開かれるパキスタン支援会合でも、協力していきたい。

6.夜は、省内の幹部と懇談の後、先輩・同僚議員と意見交換。