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「ロシアにだ捕された漁業者の解放に向けて」
1.朝8時から党本部。国防部会で、「世界の軍事情勢」について、農林部会で、「米の飼料用等への利用促進」について、また総務部会において、「NHKの予算」と「地上デジタルテレビ放送(いわゆる『地デジ』)への円滑な移行」のための「電波法及び放送法」の改正案について議論。

2.議員会館の事務所で打ち合わせの後、外務省へ。党の国会対策委員会(国対)に、今通常国会に提出する法案・条約を説明するのは、外務大臣政務官としての役割であり、明日、その国対での説明についての打ち合わせを行う。また、(会計検査院等に指摘された)国連への基金への拠出金のうち、役割の終わった(閉鎖された)基金の残金の処理を一部行っていなかった問題等について、事実関係及び改善のための措置(再発防止策)について説明を受け、指示を出す。国民の税金である以上、1円たりとも無駄にできない。徹底した改善が必要である。

3.党本部で再生可能エネルギー導入促進のための措置(いわゆる「RPS法」)についての議論の後、清和会の会合で昼食を取り、13時より本会議へ。昨日の政府四演説に対する各党の代表質問(約3時間)である。

ちなみに、再生可能エネルギーの導入を増やすよう、日本として積極的に取り組むべきであるが、要はその導入コストを誰が負担するかが課題である。消費者にすべてを転嫁するわけにはいかないし、電力会社が大きな投資額をすべて吸収することも難しい。このあたりの議論を詰めることが必要である。

4.夕方には、中曽根弘文外務大臣とともに、ロシアにだ捕された境港の漁業者の家族・漁協関係者からの要請を受ける(写真)。だ捕された10人の方々の健康状態は問題ない、との報告を受けていることは救いであるが、一刻も早い帰国を求めたい。また、二度とこのようなことのないよう、しっかり交渉したい。
夜は、仲間の議員と打ち合わせを兼ねた懇親会。