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アフガニスタン法人拉致事件緊迫。強い憤りを覚える。
1.今日(8月27日)は朝8時半、党本部からスタート。昨夜のアフガニスタンでの邦人拉致事件を巡る情報の錯綜・混乱に疲れながら、朝から数多くの会議をこなす。

環境部会、水産部会、国土交通部会、農林部会、国防部会、離党振興小委員会と続く。いずれも、原油・原材料の高騰にどう対応するか、中長期的に「低炭素社会」をいかにつくるか、の予算要求について議論が集中する。

2.午後は、来日中の米国・国防次官補代理と意見交換。
14時半から、外務省で「(アフガニスタン邦人拉致)緊急対策本部会議」。状況分析等を行うが、「日本人らしき遺体が見つかる」との情報が入り、緊迫する。現地の大使館とも連絡を取り、確認を急ぐ。

その後、青年交流で来日中のロシア人学生代表団と面会。この事業の母体はJC(青年会議所)のOBがつくっている「ロシア友好の会」で、幹事は皆なよく知っている仲間ばかりである。ロシアとグルジアを巡る情勢は緊迫しているが、未来を担う青少年の交流は大事である。
夕方には、麻生幹事長と打ち合わせ。

17時30分、インドネシア・ハッサン外務大臣と面談(写真)。インドネシアの経済情勢や、インドネシアとのEPAに基づく看護師・介護師の受入れの拡大などについて意見交換。

18時すぎ、片山さつきさんのご主人、片山龍太郎さんのお母様のご葬儀。

夜は、中東の在京大使の皆さんと情報交換。その途中で外務省に戻り、「(アフガニスタン邦人拉致)緊急対策本部会議」。発見された遺体が拉致された伊藤和也さんであることを確認。外務省として、伊藤さんの安全確認に全力をあげてきたし、アフガニスタン政府や現地政府も、捜索に全面的に協力をしてくれたが、誠に残念なことになってしまった。アフガニスタンのために農業指導などをされていただけに、強い憤りを覚える。本当に残念である。心からご冥福をお祈りしたい。同時に、今回の事件の背景・原因などを分析することを確認したところである。アフガニスタンには「退避勧告」が出ているが、多くのNGO関係者や、復興支援のためにJICA(国際協力機構)の職員もいる。今後、これらの方々の安全確保に万全を期したい。