BLOG

「公平」、「弱者・地方に配慮」、「経済活性化」の視点で
1.早くも週末金曜日になった。今週もあっという間の一週間である。昨夜もたくさんのパーティー・勉強会に出たが、「全国私立保育園連盟」の懇親会では、神戸市の保育園の方々が上京しておられ、懇談させて頂いた(写真)。引き続き少子化対策にがんばりたいと思う。朝8時、土地住宅調査会で、長寿命住宅(福田総理の提唱する「20年住宅」)についての勉強会。8時半から、国際競争力調査会幹事会。米国の競争力強化のための有名なレポート「パルミザーノレポート」に匹敵する「尾身レポート」を作るべく、会長の尾身幸次前財務大臣の会長補佐として、いくつかの分野毎のワーキングチームを束ねていく役目を仰せつかった。しっかりがんばりたい。

2.9時に、昨日のエルベグドルジ元首相と一緒に来日された、モンゴルのガントウムル議員との面談。ガントウムル氏はモンゴル民主党の青年同盟会長であり、私が国際部長を務める自民党青年局と、今後交流を深めることとなった。その後、来客や役所の説明などを受け、11時には、外資系金融機関のアナリストと経済見通しや東京市場の動向などについて意見交換。

3.昼は、いつもの自民党カレーを食べながら、経済関係の税制勉強会。その後も次から次へと来客。特に、地元淡路の瓦組合から、原油高騰による厳しい現状を伺い、早速に信用保証枠の枠大など措置を確認(内容はこちら)。

4.14時から、党本部に戻り、税制調査会(税調)の議論開始。 
私から他の人の発言との重複を避けつつ、
 ①トラック、内航船舶の投資促進の支援、
 ②労働生産性向上にも資する中小企業の「IT投資促進税制」の延長、
 ③「研究開発投資促進税制」について、医薬品開発のように厳しい国際競争の中で勝負して
  いる企業も多く、税額控除の上限(20%)の引き上げを強く要請、
 ④「人材投資促進税制」については、特に中小企業にとって毎年研修費を増加させなければ
  対象とならず、使い勝手が悪い。改善が必要。
 ⑤「エンジェル税制」について、これまでの認定企業がわずか116社と対象が極めて限られて
  いることに不満を示しつつ、少し事業が軌道にのってくるとベンチャーキャピタルがたくさん
  集まってくるが、「アーリーステージ(立ち上げ段階)」への支援が大事、
との意見を申し上げた。
12月13日(木)には、すべての税制について、自民党案(「大綱」)をまとめる。あと2週間、税制づけであるが、「公平」で、「弱者」や「地方」に配慮しつつ、経済が「活性化」するよう、未来に向けた税制に仕上がるべく最後までがんばりたい。