とっておきの1枚

2009年12月3日
冬のお薦め読書(その4)

「神様のカルテ」(夏川草介著:小学館刊)
涙こぼれる、感動の小説である。田舎(信州)の病院の若き勤務医の物語であるが、厳しい勤務医の実態を涙と笑いで明るく描いているきっと多くのお医者さんがこんな思いを持っているに違いない。「バチスタの栄光」も良かったが、読後感はこちらの方がスッキリ、ハッピーな気持ちになる。医師不足、過剰な労働をなくすために、制度面でしっかり対応しなければならない。