とっておきの1枚

2019年12月15日
おすすめの読書(その158)

「罪の轍」奥田英朗 著
1963年、東京五輪前年に起きた4歳児誘拐事件がモデルの犯罪ミステリー。
私も訪問したことのある礼文島出身の男の数奇な人生を、終戦後とオリンピックの間の混沌とした時代を背景に描きながら、様々な人間模様が渦巻くサスペンス小説。
読み応えありです。( 2016年7月10日「向田理髪店」2015年12月24日「我が家のヒミツ」2011年7月30日「我が家の問題」、とっておきの一枚参照)