とっておきの1枚

2019年11月14日
おすすめの読書(その155)

「出身成分」松岡圭祐 著
タイトルの「出身成分」とは、北朝鮮の階級制度のこと。インドのカーストにも似た階級制だが、極めて政治的。犯罪を犯せば、家族みんながより厳しい階級に。お互いに監視し合う嫌な社会。様々な疑惑を解消し、また、恩典やお目こぼしのために賄賂が横行する。北朝鮮の現実を知ることのできる、推理小説です。