とっておきの1枚

2019年3月28日
おすすめの読書(その138)

「短編ベストコレクション 現代の小説2017」日本文芸家協会 編(画像はAmazonのサイトから引用)
人気作家の短編集です。著者それぞれの個性が出て楽しく読めます。好きな作家、面白そうな作品の“つまみ読み”でもOKです。書評で紹介されていた青崎有吾さんの「早朝始発の殺風景」は、ラストはどうなるのかとどんどん読み進みます。
こちらも書評で紹介されていた今村夏子さんの「父と私の桜尾通り商店街」では、パンづくりにかける父娘のどこか明るい苦悩。
太田忠司さんの「猫とスコッチ」や法月綸太郎さんの「砂時計の伝言」では、サスペンスにどんどん引き込まれます。どうぞお気に入りの一編を見つけて下さい。