とっておきの1枚

2019年2月21日
おすすめの読書(その134)

「フーガはユーガ」伊坂幸太郎 著
虐待にあっていた双子のフーガとユーガの物語。そう書くと、何か暗そうだが、そこは伊坂ワールド。全体に軽妙な雰囲気の中で、物語は進む。結構大変な修羅場があったり、恋に芽生えたりしながらも、人生を切り拓いていく姿にうれしくなる。最後は意外な悲しみも待っていたが、それでも何となく楽しい気分になる。さすが伊坂ワールド。