とっておきの1枚

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2019年2月14日

2019年2月14日

おすすめの読書(その133)

「ある男」平野啓一郎 著
平野啓一郎氏は安倍政権に否定的で、いつも厳しい批判を頂いていますが、その作品にはぐっと引き込まれます。「マチネの終わりに」(2017年1月15日とっておきの一枚参照)は感動的な男女の関係を描き、渡辺淳一文学賞を受賞。私も感動しました。今回の「ある男」も、死んだ夫が全く別人だった、との思いがけぬ物語。両作品ともぐいぐい引き込まれ、最後まで一気に読めます。つくづく感じますが、微妙な男女の関係、結ばれそうで結ばれない二人の間を絶妙に描く名手ではないかと。おすすめです。バレンタインデーにふさわしい一冊です。

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