とっておきの1枚

2011年9月8日
おすすめの読書2011(その18)
「下町ロケット」(池井戸潤著:小学館刊)
これは面白い!さすが直木賞受賞。この夏の一押しです。中小企業の悲哀と夢が見事に描かれています。よく言われている「営業部」と「開発部」の対立、取引先の大企業からのプレッシャー、手のヒラを返したような銀行の融資の姿勢などなど、私が中小企業支援の現場で見ていたことばかりです。円高デフレ状況で苦しんでいる中小企業の方々に、是非読んで頂きたいです。必ず現状を打開する元気が出てくる一冊です。