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幅広く人材を募る。大切な方々を見送る。
1. 11月6日(金)朝8時すぎ、党本部総裁会議室で「政権構想会議」(写真①)。今日は、来年の参議院選挙に向けた第一次勧告をとりまとめた。「勝てる候補」とするべく、広く公募制をとることとし、たとえ現職であっても、信任投票を受けたり、新人のチャレンジを受けることとなる。これは、我々、衆議院議員も同じだ。常に緊張感を持ち、かつ自民党が生まれ変わるには、新しい人が次々と出てこなければならない。思い起こせば、私も最初の二回の選挙は、自民党の現職を相手に「無所属」で挑んだものだ。今や二大政党制が定着し始め、なかなか無所属で当選するのは難しくなっている。党の公認料ももらえず、かつ、ポスターや葉書・チラシの枚数の制約(ハンディー)も受けた中での厳しい戦いなのである。もちろん、たとえ無所属であっても立候補し、自分の力で選挙戦を戦い抜く気骨のある若者が減ったことも事実である。こうした中で現職優先の方針の下、新陳代謝が起こりにくくなってしまっているのである。

2.しかし、一方で、民主党政権の不安や矛盾が現実化する中で、自民党が過去のしがらみと決別し、生まれ変われなければ、再び無党派層が増え、政治不信が高まることになりかねない。もちろん、今の巨大与党、そして小沢流のやり方を見ていると与党も決して一枚岩ではなく、将来の政界再編を予感させるものもあるが、まずは、自民党の立て直しだ。そのためにも広くいい人材を募らなければならない。自民党はこれまで、「2世・3世、官僚、地方議会」から人材を集めてきた。これらの出身の方がすべて悪いとは言わない。いい人材もいる。しかし、対象が狭すぎるのである。もっと幅広く、民間やNPO、そして女性も含めて、門戸を広げ、新鮮な人材を集めなければならない。私自身が総裁選において強く主張してきたことであり、是非実行していきたいと思う。

3. 午後、故・武藤嘉文元通産大臣のご葬儀で武藤先生をお見送りした。通産大臣として大変ご指導頂いたし、私の当選後は、マダガスカル議員連盟でもご一緒させて頂いた(2005年6月とっておきの一枚参照))。ご子息の武藤容治前代議士も大変親しくさせて頂いている。心からご冥福をお祈りする次第である。

夕方の便で、地元へ。明石の地区の世話人会()、神戸後援会「康風会」の役員会へと続く。総裁選以降のご報告と、国政報告会の進め方などを相談。

4. 7日(土)、二つのご葬儀に弔問・参列。応援して頂いた方が亡くなられるのは本当に寂しい。特に病と闘いすっかり変わられたお顔を見ると、どんなに苦しまれたのかと感極まってしまう。ただただ安らかに眠られることをお祈りするばかりだ。

そして、江井島の住民運動会へ。素晴らしいお天気のもとで、住民のみなさんが、走ったり、踊ったり、綱を引いたり。最近のいやな出来事を吹き飛ばすような楽しい運動会であった(、④)。

夕方、スタッフと打ち合わせをし、今日は神戸で会合・打ち合わせが3つだ。インフルエンザも流行っているし、疲労はたまっているし、早く寝たいのは山々なのだが…。