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中東出張(その②)「バーレーン編」
1.サウジに約24時間滞在した後、バーレーンに。雰囲気が「ガラリ」と変わる。お酒も飲めず、女性も全身ヒジャブで覆っている、規律の厳しいサウジから、まるで西洋先進国のようなバーレーンである。バーレーンは約15年ぶりの訪問で、埋め立てが進み、高層ビルが立ち並んでいる、様変わりな景色に驚く(写真①)。
2.バーレーンでは、「人身取引に関する国際会議」でパネリストとしてスピーチ()。日本の取り組みを話すとともに、中東諸国からの要人と意見交換を行った。この会議は、バーレーンのサビーカ王妃()とエジプトのスーザン・ムバラク大統領夫人が中心となって開催されるもので、お二人とは夕食会の時も含めて懇談させて頂いた。特にムバラク大統領夫人とは、3年前にお会いした、ご子息のガマール・ムバラク氏との写真をお渡しし、親しく話をさせて頂いた()。
また、ガリ元国連事務総長や中米のドミニカ共和国のマルガリータ・マリア・セデニョ・デ・フェルナンデス大統領夫人とも意見交換をさせて頂いた。ガリ元事務総長とは2度目の面談(左)、お元気なお姿に安心すると同時に、世界情勢の変化について、とくとくと語られた。ドミニカ共和国のフェルナンデス大統領夫人からは、是非、ドミニカを訪問してほしい旨お話頂いた()。
3.午後には、バーレーンのサルマン皇太子を表敬()。若い皇太子で、昨年日本を訪問され、大変感激されたとのことである。日本としっかり連携したい旨のご発言を頂いた。年齢も近く、大変行動的で、長くお付き合いさせて頂きたい、魅力的な皇太子だ。
また、ミルザ石油ガス大臣やアル・バハルナ外務担当国務大臣とも、有意義な意見交換を行った。1932年に、バーレーンは中東で初めて石油の生産を始めた国であり、かつ、1934年に最初に石油を輸出した相手が日本である、という浅からぬ長いご縁・歴史がある。今でこそ、数万バレル/日ほどの石油生産しかないが、天然ガスはさらに埋蔵量も確認され、ミルザ大臣からは、日本企業の進出も歓迎された()。アル・バハルナ外務担当大臣とは、北朝鮮の拉致問題を含めて、人権問題で連携していくことを確認した()。
ちなみに、ハリーファ外相は海外出張中であったが、夫人とも食事会の際に、近くの席で、昨年2月に大臣が来日されたときの写真をお渡しし、懇談させて頂いた()。
4.そして、海賊対策を行う連合軍司令部のあるCMF(連合海上部隊司令部)を訪問しティム・ロー副司令官と意見交換()。海上自衛隊を派遣する日本の取り組みを説明。大歓迎されるとともに、運用に当たっては連携を密にすることで一致した。
さらに、夕方には、アージリ・イラクの高等教育大臣と意見交換。イラクでの国連主導のもと計画中の教育プロジェクト等について、打ち合わせを行った()。
以上、約24時間の滞在であったが、有意義な内容の深い、充実したバーレーン滞在であった。
2.バーレーンでは、「人身取引に関する国際会議」でパネリストとしてスピーチ()。日本の取り組みを話すとともに、中東諸国からの要人と意見交換を行った。この会議は、バーレーンのサビーカ王妃()とエジプトのスーザン・ムバラク大統領夫人が中心となって開催されるもので、お二人とは夕食会の時も含めて懇談させて頂いた。特にムバラク大統領夫人とは、3年前にお会いした、ご子息のガマール・ムバラク氏との写真をお渡しし、親しく話をさせて頂いた()。
また、ガリ元国連事務総長や中米のドミニカ共和国のマルガリータ・マリア・セデニョ・デ・フェルナンデス大統領夫人とも意見交換をさせて頂いた。ガリ元事務総長とは2度目の面談(左)、お元気なお姿に安心すると同時に、世界情勢の変化について、とくとくと語られた。ドミニカ共和国のフェルナンデス大統領夫人からは、是非、ドミニカを訪問してほしい旨お話頂いた()。
3.午後には、バーレーンのサルマン皇太子を表敬()。若い皇太子で、昨年日本を訪問され、大変感激されたとのことである。日本としっかり連携したい旨のご発言を頂いた。年齢も近く、大変行動的で、長くお付き合いさせて頂きたい、魅力的な皇太子だ。
また、ミルザ石油ガス大臣やアル・バハルナ外務担当国務大臣とも、有意義な意見交換を行った。1932年に、バーレーンは中東で初めて石油の生産を始めた国であり、かつ、1934年に最初に石油を輸出した相手が日本である、という浅からぬ長いご縁・歴史がある。今でこそ、数万バレル/日ほどの石油生産しかないが、天然ガスはさらに埋蔵量も確認され、ミルザ大臣からは、日本企業の進出も歓迎された()。アル・バハルナ外務担当大臣とは、北朝鮮の拉致問題を含めて、人権問題で連携していくことを確認した()。
ちなみに、ハリーファ外相は海外出張中であったが、夫人とも食事会の際に、近くの席で、昨年2月に大臣が来日されたときの写真をお渡しし、懇談させて頂いた()。
4.そして、海賊対策を行う連合軍司令部のあるCMF(連合海上部隊司令部)を訪問しティム・ロー副司令官と意見交換()。海上自衛隊を派遣する日本の取り組みを説明。大歓迎されるとともに、運用に当たっては連携を密にすることで一致した。
さらに、夕方には、アージリ・イラクの高等教育大臣と意見交換。イラクでの国連主導のもと計画中の教育プロジェクト等について、打ち合わせを行った()。
以上、約24時間の滞在であったが、有意義な内容の深い、充実したバーレーン滞在であった。