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若者の雇用対策として新しい仕組みを検討~「若若議連」~
1. 3月6日(金)、朝8時党本部において「日本ボリビア友好議連」からスタート。私が事務局長として、論点を整理。

2. 朝10時、私が会長の「若者を応援する若手議員の会」(通称:「若若議連」)において、ヨーロッパの雇用制度などを分析。日本の制度では、「失業給付」と「生活保護」の間のセーフティーネット(安全網、即ち、緊急的な当面の支援)が整備されていない、との指摘をよく聞く。即ち、例えば、大学を卒業する若者がすぐに就職できない場合、失業保険を払っていないため「失業給付」は受けとれず、また、両親と住んでいる場合など「生活保護」も対象とならないケースとなり、何らの支援も受けられないことになる。このような場合に、ヨーロッパでは「失業扶助」という形で一定の給付を受けとる事ができる。我が国でも、職業訓練を受ける事を要件とするなどして、このような制度を創設できないか検討を進めているところであるが、①「失業扶助」という名称・表現はいかにも後ろ向きなので、「雇用創出支援給付」(仮称)など前向きな、元気の出るような名称にすべき。②職業訓練を要件とする方向であるが、NPOでの従事、ボランティア活動もその対象としたらどうか、など活発な意見がなされた。
また、大学入学試験に合格しても、最近の経済危機で、入学金を支払えず、大学入学を諦める学生も多いと聞き、緊急に調査を行い、何らかの対策を行うべく相談窓口を設置することを決め、早速、塩谷立文部科学大臣に申し入れた。

3. 夜は、アフリカ西部のガーナの第52回独立記念日レセプションで挨拶。昨年9月に投資・貿易ミッションの団長として訪問した時の印象も含め、両国の関係強化の重要性を述べた。アフリカ各国の在京大使が数多く出席され、経済危機の影響などを意見交換。旧知の大使が多く、話は尽きない。