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タンカー事故による漁業被害の対策に奔走
1.昨日(3/10)は、地元淡路の恒例ゴルフコンペ。私もプレーをしたかったが、先日の明石海峡でのタンカー事故による被害が拡大しており、参加して頂いた皆さんに挨拶をして、淡路の漁協を回る。津名、仮屋ではイカナゴ漁の最盛期を迎え、活気づいている(写真①)が、明石海峡周辺の事故現場が禁漁区域となっているため、大阪湾南部の一定の漁場に、神戸、淡路・岩屋の漁船が集中しているとのことである。いずれにしても、岩屋・東浦・森漁協の漁師の皆さんは、被害の大きさに呆然とされている。悲痛な訴えで、何とかしたい気持ちで一杯になる。

2.3月11日(火)朝8時、党本部において「雇用・生活調査会中小企業労働者問題プロジェクトチーム」からスタート。事務局長として議事進行()。下請け企業の労働者の労賃をいかに確保するかが論点となる。続いて3月末に訪問予定のカンボジア出張に向けて打ち合わせ。11時に青山葬儀場において、故小島朋之・慶応義塾大教授の葬儀に参列。中国の専門家としてしばしばご意見を伺った。大変明るく、明快な方だっただけに誠に残念である。心からご冥福をお祈りしたい。

3.12時、「海洋政策特別委員会」()。海洋基本計画について了承を得る。午後、水産庁、環境省と、漁業者への支援について意見交換。自然災害と異なり、加害者(沈没船)が特定されているだけに、いずれの省庁も国の支援には否定的であり、私からより一層の検討を強く求める。

4.被害総額が100億円にも及ぼうとしている時に、事故による保険金額はわずか7億円である。事務的に話を進めても、どうにもならない。すぐに谷垣禎一政調会長のもとに走る。
私の説明()に対し、谷垣政調会長は「かつてのナホトカ事件の時の対応も調べて対応しよう。対策本部も検討したい」旨言って下さった。今回は「政治判断」がないと対応できない。心強い限りである。

5.15時、アフリカ議連で、世界銀行アフリカ地域担当のジョン・スタイン局長代行の話を聞く。15時半、「農林水産貿易調査会」、16時「宇宙開発特別委員会」と続く。

16時半、神戸の3人の市議会議員の方々とともに、若林正俊農林水産大臣を訪問。タンカー事故による漁業者への被害の状況などについて報告・説明()。「政治判断」による支援を要請()。

6.17時、国土交通委員会理事懇談会。約10日ぶりに、明日の委員会開会が決まる。今夜は、勉強会が3つ。最後は、21時半からの「プロジェクト・J」である。花粉を抑えるための薬で眠くてしょうがないが、しっかり議論したい。