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派閥変容、国会改革。
1.朝8時から党本部。「国防部会」で、海自護衛艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故、中国の軍事費の動向などについて議論。この衝突事故の後、ベトナムでの接触事故、昨日の地元明石海峡でのタンカー衝突事故など連鎖反応のように事故が起こる。いくつかの空港でも、誤進入など信じられない不祥事が続いている。空港では大事故が起きていないのが幸いであるが、毎週のように飛行機に乗る身としては、心配がつのる。日本社会全体に疲労感が漂い、緊迫感や高揚感が欠けているのかもしれない。広がる閉塞感の打開が喫緊の課題である。

8時半「中小企業労働問題プロジェクトチーム」。燃料代・材料代の高騰を価格転嫁できないと、中小企業は、従業員の給料にしわ寄せがいってしまう。そのあたりの実態と改善等について議論を行う(写真①)。

10時、党の月刊誌「自由民主」の特集で、灘高校の先輩である和田秀樹(精神科医)さんと対談()。子どもの教育などで議論は白熱する。

3.12時、清和会に安倍晋三前総理が復帰。派閥の功罪はもう何度も書いた(2006年10月20日ブログ参照)が、誤解を恐れず単純化していえば、派閥、政策グループは「クラス」のようなもので、政策毎の部会や勉強会は学校の「クラブ活動」のようなものである。実際の政治活動・政策活動は、派閥関係なしに「クラブ活動」で行われる。「クラス」は基礎動作の鍛錬の場である。昔のように、中選挙区で、4~5人の選挙区に各派閥毎に候補者が立候補し、派閥単位で選挙運動を行い、同じ党なのに派閥間で争っていた時代とは違う。今や「党」対「党」の闘いである。また、かつては派閥推薦で大臣になれたが、今や派閥推薦はなく総理の判断で選ばれる。こうした意味で派閥の存在意義は大きく変容している。いわば若い人の修行の場である。先輩から選挙のやり方や、政策の経緯・歴史を学ぶのである。安倍さんには大変かわいがって頂いている。ご本人は「体調は戻った。少し太った」と挨拶されたが、無理をされず「ローキー」でゆっくりと活動を再開してほしい。

13時 党改革実行本部「国民運動に関する委員会」。

15時 党改革実行本部「国会改革に関する委員会」。またまた事務局長を拝命。国会定数削減や、施設のムダなどについて議論を進める。先般、「速記」についてやっと衆参一元化したが、守衛さんや調査室など、まだまだ効率化できるものはある。しっかりとムダを削減したい。

16時「新世代情報通信勉強会」。携帯電話の新たな展開について議論。

16時半「国土交通委員会理事会」。空転が続く国会であるが、民主党欠席の下、共産党は出席し、明日10時からの開会を決める。

今夜も勉強会・懇親会が2つ。朝から晩まで勉強である。