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衆議院・本会議で、鳩山総裁に対し代表質問。
1.10月28日(水)午後、衆議院本会議で、自民党・改革クラブを代表して谷垣総裁に続いて、鳩山総理に対し質問を行った。自民党が野党となって初めての代表質問であり、若手のトップバッターだ。1週間ほど前に石破政調会長から言われてから、12回も原稿を書き直した。若手の各部会長の思いも凝縮しながら、私の持論、持ち味を出すべく、何度も推稿を重ねた(その原稿はこちら)。その間、谷垣総裁とも何度も打ち合わせたが、石破政調会長、園田幹事長代理も入った、最終の打ち合わせの模様はこちら(右写真)。

2.しかし、谷垣総裁の質問に対する鳩山総理の答弁があいまい、抽象的で、直前にいくつかの項目も、私の質問に付け加えた。前回の本会議での賛成討論質問(2007年11月13日ブログ参照)の時や、先日の総裁選の初めの頃の演説に比べれば、緊張の度合いはまだましだったが、300人を超える民主党議員からのヤジがひどくて、大声を張り上げなければならなかった。

3.それにしても、鳩山総理の答弁は、「人間のための経済」、「友愛の政治」などの美しい言葉が並ぶが、情緒的・抽象的で、何ら具体策が示されない。それならなぜ、地域医療再生の予算や、小中学校の耐震化、太陽光発電の設置の予算も執行停止にしたのか、さらに問い質したい項目が山盛りだ。今後の予算委員会でのやりとりが楽しみである。

4.その準備の合い間で、事務局長として、政権政策委員会での議論の整理も行った。二本の法案の議員立法「北朝鮮船舶検査法案」、「インド洋での補給活動継続法案」の提出を決めた。政府の方針に対抗するため、対案を出すなど、いよいよ国会論戦が本格化する。さあ戦いはこれからだ。