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世界の平和と繁栄のために、国際社会で活躍する人材を育てる。
1.3月24日(火)、朝8時、党本部において、「国防部会」からスタート。北朝鮮のミサイル関連動向について議論。
北朝鮮は「人工衛星」と主張しているが、安保理決議では「弾道ミサイル計画に関連するすべての活動」を禁じられており、日本、アメリカ、韓国、英国は同じ考え、立場に立ち、中国、ロシアとも連携しながら、北朝鮮に強く自制を求めている。また、万が一発射した場合には、日本国民の生命、財産を守るために万全を期すとともに、直ちに安保理で対応すべく関係国と緊密に連携していくことが必要である。ちなみに、我が国は、①イージス艦にBMD(弾道ミサイル防衛)システムを付加し、SM-3(迎撃)ミサイルを搭載し(4隻のうち2隻に配備済み)、②飛来する弾道ミサイルを最後の大気圏内で迎撃するPAC-3(パトリオット)を日本各地に配備している。このパトリオットは湾岸戦争時に、イラクからのミサイルを見事に撃ち落としたことが記憶に新しいが、現在のものはさらに対応能力を飛躍的に向上させたものである。万が一に備えて、万全を期さなければならない。

2.その後、外務省に戻り、世界銀行のウエル副総裁の表敬を受ける。特に今般の経済危機を受けて、アフリカや中東欧の国々への支援について、意見交換を行った。
10時半、ドウラ・バングラディシュ大使とともに、日本・バングラ友好議員連盟会長である麻生太郎総理を訪問。3月26日がバングラディシュ独立記念日であり、総理のメッセージを依頼、就任後ちょうど半年の麻生総理であるが、極めて元気。これは、まさに二世議員ならではの強さかもしれない。得意の外交で国益を実現し、国民の支持を得られるよう、私の立場で全力で努力したい。

3.11時、若者の緊急雇用対策などの提言を取りまとめるべく、厚生労働省、文部科学省、経済産業省の担当者と打ち合わせ。

11時半、先輩・同僚議員と意見交換を兼ねた昼食会。
13時、衆議院本会議。同意人事や、農業支援関連三法案を可決。
13時半過ぎ、国連大学での「国際セミナー:平和と人材の育成に対する日本の貢献:『平和構築分野の人材育成のためのパイロット事業』の総括と将来に向けた課題と展望」で挨拶(その主旨はこちら)。

14時過ぎ、イラクで亡くなった奥克彦大使、井ノ上正盛一等書記官の名を冠した「日本青少年国連訪問団」の表敬を受ける。イラクの治安は格段に良くなっているとは言え、今だに自爆テロも起こっている。イラクの復興に情熱を燃やしていたラガーマンの奥克彦大使の思いを考えると目頭が熱くなる。この意志をしっかり受け継いで、イラクの復興、中東地域の平和に努めたい。また、奥大使が始められたこの青少年の国連訪問事業については、今年は8人の中高生がニューヨーク、国連本部を訪問する。この中から、将来、国連職員や国際機関で活躍する人材が生まれることを期待したい(写真)。

15時半、日本・ペルー友好議員連盟。高村正彦新会長のもと、私が事務局長に就き、新たな、スタートを切ることとなった。ペルーには、日本からの移住者が10万人近くおり、ブラジル、アメリカに次いで、世界で3番目に日系人の多い国である。資源大国であり、関係強化に努めたい。
その後、打ち合わせ、来客が続く。

夜は、IT関係者と意見交換。さらに、一時帰国中の伊沢正・在ウクライナ大使と懇談。明日は、早朝から、ウクライナのティモシィェンコ首相を羽田空港に出迎えに行かなければならない。帰宅は10時。