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酪農、年金
1.朝8時から、「畜産・酪農小委員会」。飼料高騰で、日本中の酪農家が悲鳴をあげている。地元の酪農家の方々も大変な思いで生産活動を営まれている。淡路では、新工場建設に向けて賛否が分かれなかなか意見集約できずにいる。様々な事情が背景にあるが、最大の理由は、酪農業の先行きが極めて不透明だからである。飼料はじめコストは高騰し、一方で、末端の小売価格はなかなか上がらず、価格転嫁もままならない。このような状況で酪農家の不安は日々高まっているのである。本日の委員会では、私から、①飼料用米の活用のための「耕畜連携交付金」の上乗せ(これは、米農家対策にもなり、飼料自給率の向上にもつながる)、②価格転嫁がスムーズにできるよう、独占禁止法の「優越的地位の濫用禁止」の規定や下請法の活用、特に農水省と公正取引委員会の連携の推進、を発言させて頂いた(写真)。私たちの食卓を支えるため、朝早くから真面目に営まれている酪農家の方々が安定して生活できるよう、安心できる仕組みづくりが求められている。特に、中国からの餃子の問題をはじめ、「食の安心」が脅かされている状況である。国産の安心できる食材の生産基盤の維持・確保が何より重要である。食材自給率の向上も視野にしっかり議論したい。
2.10時半からは、「年金行政改革総合議員連盟」。統合が必要な約5000万件について、①名寄せ・突合の状況、②その名寄せの結果記録が結び付く可能性のある方への「ねんきん特別便」の送付状況、③それを受け取った方々の訂正状況、などについて、社会保険庁から説明・報告を受ける。現時点で、168万人分を送付済みで、3月末までに約1000万件の「ねんきん特別便」を発送予定とのことであるが、引き続き1975万件もの記録が今後解明を必要としている。基本的には、4月からすべての受給者と加入者に送付する「ねんきん特別便」により、国民お一人お一人に自分自身の年金記録を確認して頂く、ということであるが、社保庁としての努力・取組みが必ずしも明確でなく、多くの議員から指摘・叱責がなされた。私からは、①社会保険庁の不正、特に、納付率上げに対する報償費目当ての架空の記録の入力などがもしあれば、告発を含めた厳正な処分をすべきこと、②名寄せの状況のすべてを明らかにし、悪い情報ほど早く国民に示すべきこと、などを申し上げた。国民の年金受給に対する不安は極めて高く、また、社会保険庁に対する不信感も大きい。年金行政に対する信頼回復に向けて全力でがんばりたいと思う。
3.11:30すぎより「農林水産物貿易調査会」。WTO農業交渉の状況や日豪EPAの交渉の状況などについて報告を受けた。昼には、某同僚議員と昼食を取りながら、様々な相談を受ける。午後は都内の挨拶回り。
夕方は、先輩議員との懇親会である。今後の国会運営の在り方などについての打ち合わせ、意見交換が行われるのだろう。週末なのに、気が抜けない会が続く。地元には、明日朝一番の飛行機で戻る予定である。
2.10時半からは、「年金行政改革総合議員連盟」。統合が必要な約5000万件について、①名寄せ・突合の状況、②その名寄せの結果記録が結び付く可能性のある方への「ねんきん特別便」の送付状況、③それを受け取った方々の訂正状況、などについて、社会保険庁から説明・報告を受ける。現時点で、168万人分を送付済みで、3月末までに約1000万件の「ねんきん特別便」を発送予定とのことであるが、引き続き1975万件もの記録が今後解明を必要としている。基本的には、4月からすべての受給者と加入者に送付する「ねんきん特別便」により、国民お一人お一人に自分自身の年金記録を確認して頂く、ということであるが、社保庁としての努力・取組みが必ずしも明確でなく、多くの議員から指摘・叱責がなされた。私からは、①社会保険庁の不正、特に、納付率上げに対する報償費目当ての架空の記録の入力などがもしあれば、告発を含めた厳正な処分をすべきこと、②名寄せの状況のすべてを明らかにし、悪い情報ほど早く国民に示すべきこと、などを申し上げた。国民の年金受給に対する不安は極めて高く、また、社会保険庁に対する不信感も大きい。年金行政に対する信頼回復に向けて全力でがんばりたいと思う。
3.11:30すぎより「農林水産物貿易調査会」。WTO農業交渉の状況や日豪EPAの交渉の状況などについて報告を受けた。昼には、某同僚議員と昼食を取りながら、様々な相談を受ける。午後は都内の挨拶回り。
夕方は、先輩議員との懇親会である。今後の国会運営の在り方などについての打ち合わせ、意見交換が行われるのだろう。週末なのに、気が抜けない会が続く。地元には、明日朝一番の飛行機で戻る予定である。