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中小企業の振興について。そして今日もまたインドの国会議員と。
1.今朝も8時から党本部。私が副座長を務める「国際競争力調査会:製造・科学技術・中小企業に関するワーキングチーム」。中小企業の課題や悩みをどう解決していくのかについて、お2人の講師の方、東成エレクトロビーム(株)・上野保代表取締役社長と(株)TRUNK・桐山登士樹代表取締役から提案を頂きながら意見交換を行った。
上野社長の東成エレクトロビームは、人工衛星や航空機(ボーイング社)などの部品のレーザー加工を手掛ける中小企業で、その取組みについてお話頂いたが、なかなか真似のできない技術・戦略である。一方、桐山社長は、中小企業の販路開拓や海外進出を手伝っておられ、中小企業の悩みとその解決策についてご提言頂いた。桐山さんの挙げられた中小企業の悩みの例として、
[1]これまで培ってきた技(技術・職人)を、どうビジネスに活かせるのか
[2]ブランドやデザイン(価値創造)を、どう商品開発に取り込めばよいのか
[3]開発した製品をどこで売るか(流通とマーケット)
[4]取引先と1ポイントでも有利な条件でビジネスできるか
[5]どうしたら少ない投資で行えるのか
[6]広報・宣伝のやり方がわからない
[7]海外マーケットへの進出の仕方がわからない
まさにこの通りである。私が通産省から出向し石川県商工課長の時(1995~97年)に、石川県の中小企業を回り、その振興を担当しながら感じたことと全く同じである。いい技術を持ちながら、活かしきれていない中小企業も多いと思う。桐山さんが課題として指摘されたのは、(1)マーケティング力、(2)受身体質からの脱却、(3)(国内市場の縮小を考えると)海外マーケットの開拓、(4)そして、そのために信頼の置けるコーディネーターの発掘と提携、などの点であった。私から「(1)上野さん(東成エレクトロビーム)は、どうやって人工衛星や航空機の仕事を手に入れられたのか、 (2)桐山さんのような方が全国におられれば、世界に通用する商品が開発されるが、なかなかそうもいかない。経産省も、『ジャパンブランド』や『地域資源活用』などのいい補助金を創っているが、ややバラマキ的で本気で使ってない地域や企業も多い。本気で使っていない地域や企業から補助金を返還させてもいいのはないか。」と質問させて頂いた。お2人からは、(1)まず、経営者自身の意識改革。即ち、自分の企業の強みをわかっていない経営者も多い。強みが分かれば自然に仕事は増える。(2)商工会議所や商工会、そして事業団などの中小企業の支援機関の側の職員の質の向上も課題、といったご指摘を頂いた。目からウロコが落ちるような話である。是非、地元明石・淡路の中小企業の方々にも聞いて頂きたい内容であった。
2.10時には、地元洲本市議会の小松議長他議会運営委員会の方々の研修・国会見学である。ちょうど予算委員会で谷垣政調会長が質問されておられ、傍聴して頂いた。
続いて、インド国会議員団の安倍前総理表敬に同席。安倍さんからインドに対する熱い思いを語ってもらった。
そして、今日の昼は忙しい。インドの皆さんと党国際局幹部とのランチ、「北方領土返還要求全国大会」、先輩議員からの陳情相談などが重なっている。インドの皆さんとは、ここ2~3日ずっと一緒なので、ランチは早めに退席させて頂き飛び回った。
3.午後は、様々な省庁から説明(レク)や報告を受け、明日の宇宙開発特別委員会の打ち合わせ、外部からの来客などに対応。夕方には、再びインド国会議員の皆さんが党青年局へ表敬訪問。私も国際部長として同席。夜は、パーティが2つに、打ち合わせを兼ねた会合が2つ。今夜もまた帰宅は11時を回りそうだ。
上野社長の東成エレクトロビームは、人工衛星や航空機(ボーイング社)などの部品のレーザー加工を手掛ける中小企業で、その取組みについてお話頂いたが、なかなか真似のできない技術・戦略である。一方、桐山社長は、中小企業の販路開拓や海外進出を手伝っておられ、中小企業の悩みとその解決策についてご提言頂いた。桐山さんの挙げられた中小企業の悩みの例として、
[1]これまで培ってきた技(技術・職人)を、どうビジネスに活かせるのか
[2]ブランドやデザイン(価値創造)を、どう商品開発に取り込めばよいのか
[3]開発した製品をどこで売るか(流通とマーケット)
[4]取引先と1ポイントでも有利な条件でビジネスできるか
[5]どうしたら少ない投資で行えるのか
[6]広報・宣伝のやり方がわからない
[7]海外マーケットへの進出の仕方がわからない
まさにこの通りである。私が通産省から出向し石川県商工課長の時(1995~97年)に、石川県の中小企業を回り、その振興を担当しながら感じたことと全く同じである。いい技術を持ちながら、活かしきれていない中小企業も多いと思う。桐山さんが課題として指摘されたのは、(1)マーケティング力、(2)受身体質からの脱却、(3)(国内市場の縮小を考えると)海外マーケットの開拓、(4)そして、そのために信頼の置けるコーディネーターの発掘と提携、などの点であった。私から「(1)上野さん(東成エレクトロビーム)は、どうやって人工衛星や航空機の仕事を手に入れられたのか、 (2)桐山さんのような方が全国におられれば、世界に通用する商品が開発されるが、なかなかそうもいかない。経産省も、『ジャパンブランド』や『地域資源活用』などのいい補助金を創っているが、ややバラマキ的で本気で使ってない地域や企業も多い。本気で使っていない地域や企業から補助金を返還させてもいいのはないか。」と質問させて頂いた。お2人からは、(1)まず、経営者自身の意識改革。即ち、自分の企業の強みをわかっていない経営者も多い。強みが分かれば自然に仕事は増える。(2)商工会議所や商工会、そして事業団などの中小企業の支援機関の側の職員の質の向上も課題、といったご指摘を頂いた。目からウロコが落ちるような話である。是非、地元明石・淡路の中小企業の方々にも聞いて頂きたい内容であった。
2.10時には、地元洲本市議会の小松議長他議会運営委員会の方々の研修・国会見学である。ちょうど予算委員会で谷垣政調会長が質問されておられ、傍聴して頂いた。
続いて、インド国会議員団の安倍前総理表敬に同席。安倍さんからインドに対する熱い思いを語ってもらった。
そして、今日の昼は忙しい。インドの皆さんと党国際局幹部とのランチ、「北方領土返還要求全国大会」、先輩議員からの陳情相談などが重なっている。インドの皆さんとは、ここ2~3日ずっと一緒なので、ランチは早めに退席させて頂き飛び回った。
3.午後は、様々な省庁から説明(レク)や報告を受け、明日の宇宙開発特別委員会の打ち合わせ、外部からの来客などに対応。夕方には、再びインド国会議員の皆さんが党青年局へ表敬訪問。私も国際部長として同席。夜は、パーティが2つに、打ち合わせを兼ねた会合が2つ。今夜もまた帰宅は11時を回りそうだ。