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宇宙、航空、薬事、歯科診療、補正予算。
1.いよいよ国会も、党本部も活動が本格化してきた。朝8時から、党本部で、私が事務局長を務める「宇宙開発特別委員会」。長期計画やJAXAの予算について報告を受ける(写真)。平成20年度の宇宙関係予算(政府案)は2606億円であるが、米国NASAのわずか約1/7にすぎない。平成14年に比べても344億円(12%)の減少である。もちろん、政府の最重要課題の一つは「生活者重視」の政策であり、社会保障の充実、労働分配率の増大など国内政策の課題が山積みであるが、長い目で見れば、ニューフロンティアを開拓していく国こそが繁栄していくのである。かつてスペイン、オランダ、イギリスといった国々が未知の海洋に繰り出し、莫大な利益を獲得したのであり、その後は、アメリカが、宇宙やITなどの分野での先進的な取組みにより大国の地位を揺るがないものとしてきた。そして、現在、宇宙開発については、アメリカ、EUに加えて、ロシア、中国、インドといった国々が競争を激化させている。安全保障上の理由があるのはもちろんであるが、地球環境や災害の監視、さらには、新たなエネルギーの可能性などの観点から、宇宙の開発・利用は極めて重要である。子供たちにとっても、宇宙は限りない夢をかきたててくれる。日本の技術は世界の最先端のはずである。是非、宇宙開発についても、日本の誇る「技術」をしっかりと活かしていきたい。
2.続いて「国土交通部会」。部会長代理として出席。「航空法」改正案の審議でもめた。私も事前に説明に来た担当者に申し上げたが、「羽田」から「国際空港」の名前が消えてしまうのである。アジア・ゲートウェイ構想とともに国際化を進める羽田空港であるのに、名称から「国際」がとれることになれば、海外に対して誤ったメッセージを出すことになるのではないか。確かに法律上の整理はそうかもしれないが、立法者の意思が反映されない法律案などあり得ない。多くの議員から反対意見が出され、再検討となった。
3.その後、事務所スタッフ5人とスケジュール等の打ち合わせをはさんで、11時すぎより、「社会保障制度調査会・薬事政策のあり方検討会」。医薬品医療機器総合機構の審査人員を247人から3年間で倍増し、483人に増員するなどの改善を図り、新薬承認のスピードが2.5年から1.5年に短縮されることなどの報告を受ける。私も中心となって取り組んできたテーマであり、引き続きフォローしたい。12時からは「中小企業事業承継問題検討小委員会」。私が事務局長としてとりまとめた「相続税80%軽減」などのための新法の説明を受けた(内容こちら)。家庭裁判所の許可により、遺留分も含めて円滑に事業承継できるようになる。是非早期に成立を図りたい。
12時半すぎには、「国民歯科問題議員連盟」設立総会。多くの議員から歯科診療の課題などについて発言があった。地元明石・淡路の歯科医師会の皆さんとも、昨年、新年とたびたび意見交換をしている。今回の診療報酬改定では、十分にご期待に応えきれないかもしれないが、「温かい社会保障」、即ち国民が安心できる制度設計が必要である。財源も含めて責任ある対応をしたい。
4.そして、来客や海外赴任される方々の表敬などを受け、夜20:00より衆議院本会議。19年度補正予算が可決された。現在の経済状況を見ても、一刻も早い成立が望まれる。参議院での迅速な審議を期待したい。
2.続いて「国土交通部会」。部会長代理として出席。「航空法」改正案の審議でもめた。私も事前に説明に来た担当者に申し上げたが、「羽田」から「国際空港」の名前が消えてしまうのである。アジア・ゲートウェイ構想とともに国際化を進める羽田空港であるのに、名称から「国際」がとれることになれば、海外に対して誤ったメッセージを出すことになるのではないか。確かに法律上の整理はそうかもしれないが、立法者の意思が反映されない法律案などあり得ない。多くの議員から反対意見が出され、再検討となった。
3.その後、事務所スタッフ5人とスケジュール等の打ち合わせをはさんで、11時すぎより、「社会保障制度調査会・薬事政策のあり方検討会」。医薬品医療機器総合機構の審査人員を247人から3年間で倍増し、483人に増員するなどの改善を図り、新薬承認のスピードが2.5年から1.5年に短縮されることなどの報告を受ける。私も中心となって取り組んできたテーマであり、引き続きフォローしたい。12時からは「中小企業事業承継問題検討小委員会」。私が事務局長としてとりまとめた「相続税80%軽減」などのための新法の説明を受けた(内容こちら)。家庭裁判所の許可により、遺留分も含めて円滑に事業承継できるようになる。是非早期に成立を図りたい。
12時半すぎには、「国民歯科問題議員連盟」設立総会。多くの議員から歯科診療の課題などについて発言があった。地元明石・淡路の歯科医師会の皆さんとも、昨年、新年とたびたび意見交換をしている。今回の診療報酬改定では、十分にご期待に応えきれないかもしれないが、「温かい社会保障」、即ち国民が安心できる制度設計が必要である。財源も含めて責任ある対応をしたい。
4.そして、来客や海外赴任される方々の表敬などを受け、夜20:00より衆議院本会議。19年度補正予算が可決された。現在の経済状況を見ても、一刻も早い成立が望まれる。参議院での迅速な審議を期待したい。