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政界再編はあるのか?
1.5時半起床。昨夜の勉強会の残り物として持ち帰った「カツサンド」を子供たちとつまみながら、学校での様子を聞く。8時前に党本部到着。「歯科診療に関するプリジェクトチーム」において歯科保険医療の充実に向けての議論。私からも「8020運動(80才で20本の自分の歯を持つという運動)は医療費削減に効果がある、とのデータもある。このために①定期健診、②企業医を制度化すべき」などの意見を申し上げた。

2.続いて「海運・造船対策特別委員会」。世界的な標準税制である「トン数税制」(年々の収益の多寡(好不況)にかかわらず、「トン数」に応じて課税しようとするもの)の導入について決議。地元明石、淡路には中小の造船企業も多く、また神戸には海運企業も多い。まさに海事の代表として、しっかり対応したいと思う。続いて「金融調査会」で財務・金融分野の税制改正を聞き、9時からは、私が事務局長をつとめる「一般空港を考える懇談会」。経産省の先輩でもある仲井眞弘多・沖縄県知事をはじめとして、地方空港の整備と、羽田空港の拡充・発着枠の拡大などを決議。そのまま、額賀福志郎・財務大臣に要請に伺う。予算のバラマキは許されないが、メリハリをつけながら、地域の活性化、国際競争力強化の観点から必要な予算は確保しなければならない。

3.続いて、「外交力強化特命委員会」。森喜朗・委員長のもと、私から「①在外大使館の数の増加、②ポップカルチャーを活用したアジアの若者への働きかけ」などを申し上げた。11:00からは「雇用・生活調査会」。私から「労働分配率の低下や平均給与収入の低下などがよく話題となるが、所得の高い団塊の世代の方々が退職し、給与の低い若者の直接雇用が増えている中で、平均給与や労働分配率が下がるのは当然ではないか」との質問をした。厚労省も十分な分析がなされていないようなので、しっかり調べることをお願いした。何件かの来客や役所からの説明をこなして、15:30過ぎに、超党派の「NPO議員連盟」に出席。自民党の加藤紘一代議士が会長で、公明党、民主党、国民新党の方々と一緒に議論。NPOを応援し育てていこう、という気持ちは同じであるが、理解の深さに濃淡あることがよくわかる。そこをリベラルな加藤会長ゆえにうまくまとめられる。
将来の政界再編は、①安全保障政策、②NPO政策の2つの切り口から起こるような気がするが、集まる顔ぶれはかなり違う。両方の架け橋になれるのは私だけかもしれない(!?)

4.16:00から、中川秀直元幹事長、杉浦正健元法務大臣の音頭で、「ドイツの大連立」についての勉強会。東洋大学の加藤秀次郎教授から説明を受け意見交換を行った(写真)。私から「①大連立は政界再編につながるか?②ねじれを生じないようにするために、憲法改正を視野に、衆議院・参議院の二院の役割分担をしてはどうか」といった質問を投げかけさせて頂いた。

5.夜には、ボジョレーヌーボーを楽しむことを兼ねた勉強会に懇談会が3つ。先輩議員、高校の先輩、郷里の大先輩たちと今夜も深夜までワイワイガヤガヤである。