1．今朝も8時から、生命保険に関する税制改正の議論。公的年金への不信感も増している中（これはこれで解消しなければならないが）、民間の生命保険の役割も重要である。　税制の優遇措置（控除）が不可欠である。
続いて、国土交通部会で「国土形成計画」（かつての「全総」）の議論。「トラック議員連盟」でトラック業界の現状・税制要望を聞く。燃油高で悲鳴を上げている。荷主に転嫁できない嘆きも強い。それに加えて、首都高速・阪神高速の距離制への料金制度の変更（実質値上げ）もきつい。道路財源をうまく活用するときかもしれない。
いずれにしても、12月中旬の自民党の税制改正（案）の決定に向けて、各分野での税制の議論が活発化している。どの要望ももっともであるが、すべて認めると減税幅が大きすぎて、予算が成り立たなくなる。「メリハリ」が大事である。

2．11時から、CSテレビのTBSニュースバード「国会トーク」の収録（写真）。SKYPerfect TV!（スカパー！）の258または351チャンネル（残念ながら明石・淡路のケーブルテレビでの配信はありません）で、本日16日（金）21:00～21:30、17日（土）9:30～10:00、18日（日）0:30～01:00に放映される。テロ対策新法、財政改革の道筋、大連立などに話が及ぶ。

3．　昼は、「経済活性化税制議連」でいつもの自民党カレー（ちなみに今週の昼食は3回も自民党カレーだった!!）。地方活性化のための議論が盛り上がる。以前にこのブログでも書いたように（10月10日）、（地方）消費税は地方間の偏在が小さく（最大・最小間で約2倍）、法人二税は偏在が大きい（同約6倍）。この財源（税源）の偏在をなくすことが地域活性化の第一歩である。そこで、地方交付税（14.7兆円）の財源のうち（国の）消費税から割り振られている約2.6兆円を（偏在の小さい）地方消費税（すなわち地方の税収）とし、その分、地方の税収約40兆円のうち、（偏在の大きい）法人二税2.6兆円を国税として地方交付税に回すことにより、地方の税収税額も地方交付税税額も変わらないが、地方間の偏在が大きく改善されるし、約3800億円の特別枠もつくれる。中々よく考えた案だと思う。その旨を発言した。

4．その後、「少子化問題調査会」、「海外建設技術促進議員連盟」に出席の後、羽田から飛行機に飛び乗り地元へ。この週末もフルに地元を回る予定だ。