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1．今日は緊張の一日である。午後の本会議で、初めて登壇し、自民党を代表しての「テロ対策新法」の賛成討論である。昨夜は眠りが浅かった気がする。何度も緊張するような大舞台で演説を行っているが、国会議員にとってさすがに本会議は緊張する。同期の二回生の中では遅い方の登壇であるが、いよいよ本会議での登壇発言である。

2．それでも朝8時から会議が続く。まず「頑張る学校 応援団」で、読売新聞社で教育問題に取り組んでおられた勝方信一氏の講演、続いて「知的財産戦略調査会」でコンテンツ流通活性化の議論、「経済活性化税制議連」で道路財源などの議論を行う。その後、「国際競争力調査会幹部会」役員会で、IT、金融、医療など分野毎の専門のワーキングチームの設置を決定し、来年6月の報告書に向けて議論を深めていくことを確認する。

3．午前中は、来客や外務省から台湾情勢の説明などを受けながら、合い間に、国会対策委員会（国対）と私の討論の内容について、打ち合わせ・確認などを行う。
昼は、「地域再生調査会」で、旧知の関満博・一橋大教授、山内直人・大阪大学教授の話を聞きながら、いつもの自民党カレー。関先生は中小企業の経営・実態の専門家で、中国進出企業の実情なども詳しい。もう長い付き合いである。また、山内直人先生のNPO支援論は「目からウロコ」の的確な議論であった。私が事務局長を務めるNPO特別委員会でも是非一度話を聞いてみたいと思う。

4．13時、いよいよ本会議である。何人かの先輩から励まされ、同僚からは冷やかしを受ける。10分間の割当であるが、7～8分で終わるように、との指示を受けており、思わず癖の“早口”になってしまう。内容はこちらですので、じっくり読んで頂ければと思う。　民主党に対しても、「国家政策である安全保障政策において、民主党内の意見の集約がなされなかったことは、小沢代表も認めておられるとおり、『民主党は政権担当能力があるのか』との疑問を提起せざるを得ません。」とやや批判的に申し上げた。同じ思いを持った同志が民主党内に何人もいるだけに、本当に残念である。

5．緊張と達成感がさめやらないうちに、会議は続く。14：30頃、台湾の謝文政・立法委員の表敬訪問。党本部において、「幼児教育議連総会」、「道路特定財源見直しプロジェクト・チーム」と続く。夜は、パーティが4つ、勉強会が2つ予定されており、おそらく11：30ぐらいまで議論である。パーティでもワインもろくに飲めず、頭をクリアにしておかなければならない。