BLOG

「世代交代、政治刷新」 ~政治を建て直す!!~
1. 7月21日(火)衆議院が解散され、8月18日(火)公示、 8月30日(日)投票が決まった。いよいよである。しかし、東京都議会選挙で大変厳しい結果が出た直後での解散である。大変厳しい戦いとなる。

2. 都議選の結果は、都民が、いや国民が大きな変化を求めている証である。今のままの自民党ではダメだ、今の政治ではダメだ、という厳しいメッセージであった。特に、若い、しがらみのない新人が数多く当選している。先日の千葉市長選挙や横須賀市長選挙、そして奈良市長選挙もそうだ。世間は新しい発想、若い力を望んでいる。思い切った世代交代しかない。

3. まさに、今こそ政治を刷新するときである。しかし、“外交安全保障がまとまっておらず”、“政策の財源も示さない無責任な”民主党に任せるわけにはいかない。自民党が信頼を取り戻すために、生まれ変わらなければならないのである。即ち、自民党の古い体質を終わらせることが大事なのである。必要なのは「政権交代」ではなく「世代交代」だ。我々若手が中心となって、党を建て直し、言わば「解党的出直し」を行うことにより、日本の政治を建て直さなければならない時である。

4. 特に、天下りや「渡り」の全面禁止など、官僚の横暴をやめさせ、徹底して無駄を削減し、その分を医療や福祉、保育や教育に回さなければならない。
多くの人が不安に思う、年金・医療・福祉の社会保障制度に十分財源を投入し、安心してもらえる制度を確立しなければならない。

5. また、長生きされるお年寄りを支える若者が減ってしまっては、そもそも社会保障制度は成り立たない。この原因となる少子化傾向を止めるため、安心して子供を産んで育てていけるよう、保育所の整備や、公立の小中学校の充実、奨学金制度のさらなる拡充など、子育て・教育にも国が存分に資金を投入しなければならない。本当に苦しい思いをして頑張っている人たちにしっかりと支援が行き届く「温かい政治」「血が通った政治」そして、「庶民の感覚を持った政治」が必要だ。

6. また、食の安全を確保し、食料自給率を向上させるためにも、農業・水産業の経営が安定するよう、所得補償の仕組みも含めた思い切った支援策が求められる。

7. こうした改革、そして、政治主導の政策立案の先頭に立つ決意である。党を建て直し、政治を変える若手のリーダーとして、全力で立ち向かっていく覚悟である。そして、将来の政界再編も視野に、若手同士の連携も提案したい。

8. しかしながら、自由民主党にとっては、大変な逆風である。候補者関係なしに、自民党以外の候補、特に民主党の候補に投票しようというムードが世間に広がっている。この40日間で、しっかりと政策論争を行い、どちらが、財源の裏打ちのある、地に足がついた政策を提案しているか、有権者の皆さんに見極めて頂きたいと思う。甘いささやきに騙されないよう、しっかりと主張・論争したい。