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宇宙・インド・年金名寄せ
1.今朝も8時から「宇宙開発委員会」。今般新たに事務局長を拝命し、進行役を務める。来年度予算の事務折衝が最終局面を迎えており、委員会としての決議(内容はこちら)をとりまとめた。(夕方、額賀福志郎財務大臣に申し入れた。)

2.続いて、副委員長を務める「北方領土対策小委員会」に出席の後、9時15分から都内ホテルで「インド友好若手議員の会」。こちらも私が事務局長を拝命しており、来日中のITベンチャー企業家のバンガロールさんを囲んで、朝食を取りながら、IT業界の動向、インド経済の状況等について意見交換を行った(写真)。私より「米国経済の先行不透明感が大きくなる中で、インド経済への影響をどう見ているか」と聞いたところ、大変興味深い回答であった。すなわち「米国のIT業界は調子が悪くなると、コストダウンのためインドへの発注(アウトソーシング)を増やす。一方で、好調になれば、IT技術者が不足するため、やっぱりインドに発注を増やす。どっちになってもインドは大丈夫。」との由である。ただし「サブプライムローン問題で、ファンドが調子悪くなると、インドへの投資が減る」との懸念は示された。

3.昼は、清和政策研究会の仲間の皆さんと定例昼食会。中心的な議論は、名寄せのできていない5000万件の年金の対応についてである。舛添要一大臣によれば、1100万件・850万人の方々については、名寄せが完了し、年内に通知を出すことにしたが、どうしても名寄せできないものが1975万件程度残りそうだとの見通しである。参院選での我が党の公約でもあり、最後のお一人まで徹底した調査が必要であるが、社保庁職員がノルマ(実績)をあげるために架空の名前を計上している例もある、との声も漏れてきている。実態をしっかり分析・把握することが大事である。一方で、結婚等で名前が変わった方や、引っ越しが多かった方、転勤が多かった方など、年金番号をいくつか持っていた方々をはじめ、心配な方々は、是非、社会保険事務所、市町村で確認して頂きたいと思う。
いずれにしても、全員の方に、4月以降必ず「ねんきん特別便」の形で通知がなされる。確認をお願いしたい。

4.午後はまず、有志議員で、谷垣禎一政調会長に、宇宙予算を含む科学技術予算の確保を申し入れ。その後、文部科学省の担当者から、(1)学校の教員の研修・免許制、(2)スクールカウンセラーの現状と課題、さらに、(3)公立学校選択の自由化、などについて説明を受け、私なりに地元の保護者の方々の意見や思いを伝えた。14:30には、財務省主計局に、保育関係予算の確保の申し入れ。16:55増田寛也総務大臣に、「頑張る学校応援団」の幹事メンバーで、教員の人数増、予算確保を申し入れ。増田大臣からは、岩手県でも「学校の先生は忙しすぎる」ことなど地方の現場の話も伺う。15時すぎ、党税調総会。来年度税制改正案が決定される(内容はこちら)。これからが大変である。関連法案を成立させるには、野党との折衝が必要となる。国民の皆さんにも理解して頂けるよう、がんばりたい。16時に「規制改革会議」出席。独立行政法人改革等についても報告がなされる。明日、若手有志で独法のムダ遣い改革の会を立ち上げる予定だ。フォローしたい。

5.今日も夕方には、パーティが4つに、有志議員の忘年会が2つ。今日のうちには帰りたい。