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2008.1.18
通常国会開会。若手改革派の結集を模索。
1.1月18日(金)、本日から6月15日まで150日間の通常国会が開会する。日本経済の景況感が急激に悪化している中で、政府・与党として、国民に理解して頂ける有効な経済政策を打ち出せるかどうか、正念場である。気を引き締めてがんばりたい。

2.今日も朝8時から、党本部でエネルギー戦略合同部会において、「原油価格高騰対策」について議論。私も副会長として出席、私からは昨年末に取りまとめられた資金繰りのための金融対策や、価格転嫁に支障を生じないようにするための下請代金法の的確な運用など、一定の評価をしつつ、より一層直接的な対策の検討を提案した(写真1)。特に、セリにより価格が決まるため、価格転嫁の難しい「漁業」や、建築基準法改正により極端に住宅着工が減少・遅延している影響を受けている「瓦産業」など、一層の対策を求めた。その際、(安い価格で積み上げている)石油備蓄の放出の検討も求めた。確かに量的(供給)には、石油が不足しているわけではないが、価格を冷ます(下げる)対策はあると思うし、価格高騰を狙う投機筋(ヘッジファンド)にも一定のメッセージとなり得るものである。国民生活全体においても、ガソリン価格の高騰に悲鳴があがっている。少しでも価格が下がる方策を検討すべきである。IEA(国際エネルギー機関)の備蓄放出の取り決め(ルール)があるとの由であるが、是非議論を進めたい。

3.その後も、「住宅土地調査会」において住宅着工、建築確認の動向などについて報告を受ける。遅延していた大臣認定の構造計算プログラムの試行利用が開始されることとなった(1月21日、その内容はこちら)。未だ正式な認定ではないため、法令上審査期間を35日以内にしなければならない義務は審査機関側に課されないが、この仮認定(試行利用)の間は極力35日以内に審査を完了させるよう要請することとなり、建築確認の迅速化が期待される。
なお、住宅着工については、戸数は前年比9%減まで戻っているものの、マンションなどはまだ37%減であり、引き続き確認・着工の迅速化に向けてフォローしていきたい。

4.その後、天皇陛下をお迎えしての開会式。そして超党派の和装振興議連のメンバーが国会正面に集い、私も決意を新たに和装で参加()。石原伸晃さん()や、さすが京都選出で和服がよく似合う伊吹文明幹事長()、小泉チルドレンのうち仕事を任せられる同志()、そして森喜朗元総理()と写真撮影。すると、参議院の美女群団も集まってくる()。姉妹校・神戸大学附属住吉中学校出身の丸川珠代さん(東京都選出:写真右端)、医師会出身の石井みどりさん(全国比例区:写真真ん中)、一緒に拉致問題に取り組んでいる中山恭子さん(全国比例区:写真左端)たちである。正月らしく華やいだ雰囲気になる。しかし、笑ってばかりはいられない。「ねじれ国会」の運営は大変である。民主党の盟友・前原誠司元代表や、テロ対策を一緒に取り組んでいる長島昭久さん()とも握手を交わしつつ、この国の繁栄のため、(近い?)将来に向けての意見交換・連携を誓い合った。

5.その後、本会議で福田総理の所信表明演説、夕方には、社団法人ニュービジネス協議会の新年交歓会、裏千家の初釜式に出席し、羽田に向かう。徳島便で、淡路の新年会二つ出席の予定である。


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