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2007.9.26
各国編:ナミビア(V)(アフリカ出張(そのI)8月21日〜22日)
1.8月22日正午前、いよいよ、スコーピオン亜鉛鉱山の視察である。この鉱山・精錬所は世界的メジャー・アングロアメリカン社の系列で、年間15万tもの生産、世界有数の規模を誇る。この生産活動がナミビアのGDPの4%を占め、ナミビア国内で消費される総電力量の22〜25%を消費しているというから、たいした規模である。もともとナミビアはウランの生産が有名であるが、“亜鉛ベルト”(亜鉛の鉱脈)も存在すると想定され、自動車などに使う亜鉛メッキ需要などが急増している中で、亜鉛鉱山への投資が目白押しである。このスコーピオン鉱山も、周辺も含めてまだまだ埋蔵量が期待でき、拡大していく計画である。

2.この意味で、南部沖合の天然ガス田開発もあり、ナミビアは日本にとって大事な国である。しっかりと関係構築していきたいと思うし、この世界的メジャーの一つ、アングロアメリカン社 と日本企業の結びつきが強化されることを期待するものである。同行して頂いたJOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)の方々には、しっかりフォローしてもらい、その活動をサポートしたいと思う。

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