ニッシーブログ
2007.9.18
各国編:チュニジア(U)(アフリカ出張(そのF)8月19日〜20日)
1.さて、チュニジアもまた大変親日的な国である。首都チュニスでは、「日本庭園」が建設中であり、来年末には完成予定。また、湾では、大成建設が大きな橋を建設中である。日本チュニジア友好議連のアメド議員たちは今年の6月6日に来日され、昼食を共にした(6月23日今日の一枚参照)。今回は、地中海を眺めながらの昼食である。大変盛り上がった。アメドさんが市長を務めていたドウーズ市の12月26日のお祭りに招待されたくらいである。私からは「選挙が近いから」と即答は避けたが、本当にいい仲間ができた、とうれしくなる。
2.チュニジアは、イタリアにも近く、欧米の観光客も多い。「鶏が先か卵が先か」わからないが、やはりイスラムの規律はそれほど厳しくなく、例えば、特に一夫多妻制などをやめたのもその象徴である。最近では、ドバイが「第二のドバイ」をつくろうと、このチュニスに1兆円規模の投資を決めている。また、初めて知ってびっくりしたことだが、チュニジアは農業自給率が100%の農業大国で、イタリアのパスタの原料となる小麦は、その多くをチュニジアから輸出しているとのことである。さらに、リビアとの国境で石油があることも確認されている。産油国の仲間入りかもしれない。こんな潜在力のあるチュニジアと信頼関係を深めていきたい。
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