ニッシーブログ
2007.10.10
国会論戦スタート!
1.予算委員会が始まり、国会論戦が本格化した。今般新たに「国土交通委員会理事」となり、予算委員ははずれたが、今国会最大の争点であるインド洋での給油活動が議論となる「国際テロ対策特別委員会理事」と合わせて、責任の重さを痛感している。
2.また、今回から、国土交通部会長代理、水産部会副部会長を拝命し、地域活性化の具体策を提案し、とりまとめていく役割を担うこととなった。本日(10月10日)朝8時からは「地域活性化特命委員会」が開催され、全国知事会、市長会などから地域の実情や活性化に向けた課題を伺った。私も幹事として出席したが、税源の偏在是正が大きな論議となった。即ち、「地方消費税」の税収は税収最大の東京と最小の沖縄との格差は1.9倍であるが、いわゆる法人二税(法人住民税と法人事業税)は、最大の東京と最小の長崎で6.1倍もの格差がある。即ち、企業立地の有無により地方自治体間で財政力の格差が生じているのである。大きな改革の方向としては、法人二税を下げて地方消費税を上げることにより、地域内格差を是正していくということであろうが、「企業課税を減税して、消費者にその分負担させるのか」との反論も大きいであろう。知恵の絞り所である。
3.また、党青年局では、井上信治青年局長から国際部長を拝命した。もう来週(10月15日)には45才で、青年局最後の年であり、無役で頑張ろうと思っていただけに意外なご指名であったが、「国際派として手伝ってよ」と言われ快諾した。近年、青年局は台湾との窓口的な役割を果たしており、年末の議会選挙、年明けの総統選挙を控える台湾政治をしっかりとフォローしたいと思う。さらに、かっての青年局は、中国共産党青年団との交流も活発であったとのことであるし、インドネシアのゴルカル党の若手議員からも交流を求められている。未来志向で幅広く若手同志の国際交流を行ってまいりたい。
4.さて、この青年局の役員会の場で、新人の丸川珠代参議院議員(東京選出)と隣り合わせになった。丸川さんは元アナウンサーであり、この度青年局広報副部長に任命されたとのことである。初めて話したが、神戸出身で、しかも私の母校神戸大附属明石中学と姉妹校の神戸大附属住吉中の出身だそうだ。ちょうど共通の「附属高校」の設立が決まったところであり、少々話が盛り上がった。知名度も高いので、一度地元にも来てもらおうと思う。
なお、母校、附属明石中学が今年60周年を迎える。10年前の50周年の時にはまだ通産省に在職中で、記念講演をさせて頂いたように思う。今回は記念誌に寄稿したので、近日中にこのブログでも紹介したい。
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