ニッシーブログ
2007.9.8
週末に天津へ
1.今日(9/8)、神戸空港から初めての国際便が天津に飛ぶ。関西空港との役割分担のため、神戸空港は国内空港とされているが、国際姉妹都市との間だけはチャーター便で特別に飛ばしていいこととなっており、その第1弾である。
2.神戸は、華僑の方も多く、神戸と天津は、日本と中国との間の最初の姉妹都市である。今年は、日中友好35周年を記念して、姉妹都市間の交流を深めようという企画の一環で、神戸の経済界の方を中心に訪問団を組み、天津で記念式典を行うものである。
3.天津は、中国政府の直轄市でありながら、上海などに比べて発展が遅れたが、温家宝首相の出身地でもあり、また、青島−天津−大連と囲む渤海湾プロジェクトの中心として急速に発展している。私にとっては、2005年7月に、周恩来元首相の出身大学である南開大学で講義をさせて頂いて以来の2年ぶり2度目の天津訪問であるが、その後の発展ぶりを見るのが楽しみである。天津港はもはや神戸港の2倍以上の貨物取扱高(世界第5位、神戸は35位)であり、さらにこの10年でそれを5倍くらいに拡張しようとの計画のようである。
4.このような状況をしっかりと視察し、神戸港の将来や国際物流における日本の位置づけなども考えていきたい。なお、来週9月15日には、神戸で世界華商大会が開かれる。日中の経済関係が益々発展する中で、ここでもしっかりと意見交換したいと思う。
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