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次期固定翼哨戒機(P-X)、次期輸送機(C―X)披露式典に出席
1.先日、川崎重工岐阜工場において、P-X、C-Xのロールアウト式典(製造過程を終了し、今後飛行実験に入る段階のお披露目式典)が行われ、来賓の一人として出席をした。国産で披露されるのはF11以来数十年ぶりで、しかも、P-XとC-Xを同時にロールアウトするという極めて珍しいケースであり、いわば歴史に残る式典であった。
2.日本の航空機産業は、ぜい弱である。軍事関連ということもあり、力を入れてこなかったのが実情である。やはり、世界では米国・ボーイング、欧州・エアバスが圧倒的に強い。そうした中で、今般のP-X、C-Xの同時ロールアウトは画期的である。
3.C-Xは、現在、イラクでも活動している輸送機C130の後継機として期待され、全世界で1000機単位でのニーズがある。また、P-Xも民間航空機に転用されるなら140-160席規模の民間航空機となる。ボーイングと真っ向から競争することになるが、世界でもニーズの高いクラスの規模である。80席規模で燃費を20%改善した三菱重工のMRJとともに、日本の航空機産業の新たな第一歩を踏み出してもらいたいものである。いずれにしても、武器輸出三原則との関連もあり、容易なことではないが、日本の航空機産業の発展のため是非全力で応援したい。
2.日本の航空機産業は、ぜい弱である。軍事関連ということもあり、力を入れてこなかったのが実情である。やはり、世界では米国・ボーイング、欧州・エアバスが圧倒的に強い。そうした中で、今般のP-X、C-Xの同時ロールアウトは画期的である。
3.C-Xは、現在、イラクでも活動している輸送機C130の後継機として期待され、全世界で1000機単位でのニーズがある。また、P-Xも民間航空機に転用されるなら140-160席規模の民間航空機となる。ボーイングと真っ向から競争することになるが、世界でもニーズの高いクラスの規模である。80席規模で燃費を20%改善した三菱重工のMRJとともに、日本の航空機産業の新たな第一歩を踏み出してもらいたいものである。いずれにしても、武器輸出三原則との関連もあり、容易なことではないが、日本の航空機産業の発展のため是非全力で応援したい。