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厚生労働委員に就任。政府の役割も議論。
1.11月11日(水)、今朝は少し体が重い。やはり夏からの疲労がたまっているのだろうか?
朝10時半、厚生労働委員会からスタート。私は、今国会初めて厚生労働委員となった。初当選以来、医療や年金問題に取り組んできただけに嬉しい限りだが、やるべき仕事の大きさを考えると気が遠くなる。長妻昭大臣の挨拶も聞いたが、厚生労働省改革のやる気は感じられるものの、肝心の政策の具体性が見えてこない。しっかり論戦したいと思う。

2.その後、来客や打ち合わせが続く。
午後1時、党本部において、政権構想会議幹事会。民主党のマニフェストも検証しながら、自民党としての旗印、存在意義の議論に入る。私もよく使う言葉であるが、「小さな政府」、「成長戦略」は大事な考え方だ。しかし、どことなく冷たいイメージがある。自立できる人にはどんどん自立し、成長してもらえばいいが、自立しようにもできない方には政府が手をさしのべなければならない。政府はムダなことをやってはいけないが、高齢化が進む中で、医療・年金・福祉の役割も大きくなっており、結果として、いくら効率のいい政府をつくったとしても、相対的に政府の役割(支出)は増していく。この意味で「小さな政府」の言葉づかいは必ずしも正確でもなく、「無駄なことはやらない」政府とでも言うべきなのだろうか?「子ども手当」も不必要な人にまで配る制度設計はおかしいのである。こうした議論を早急に行い、自民党の目指すところを示さねばならない。

3.夕方、支援して頂いている方への挨拶、ご報告。
同級生のT東大教授から「友愛」の持つ閉鎖性を指摘してもらったし、やはり客観的に物事を見ておられる第三者の知恵は必要だ。こうした皆さんの知恵も頂きながら日々進化を続けたい。