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衆議院予算委員会で公明党・富田議員が私の代表質問をさらに深堀り。党内で普天間基地移設問題も議論。
1.連日予算委員会が開かれ、新政権の政権運営・政策について論戦が行われている。確かに自民党も「野党」に慣れていないから攻めきれない、追及しきれない、という面も否定できないが、一方で、政府側も抽象的な答弁に終始し、「検討中」との答えも多い。本格的な議論はこれからだ。
2.ちなみに、昨日(11月5日)の衆議院予算委員会で、公明党の富田茂之代議士が、私の代表質問(10月28日:写真)の内容をほめて下さり、引用され、さらに、突っ込んで問い質して頂いた。速記録をそのまま引用すると、
「先週の代表質問の際、自民党の西村議員の方から、私は聞いていて鋭い質問だなと思ったんですが、総理のご答弁がちょっと間違えているんじゃないかなという点がございました。がんや小児分野の未承認薬の開発支援などの予算も執行停止にされました、西村議員はこう訴えて、期待していた多くの患者さんたちから落胆の声が多数寄せられております。人の命こそ何より大事にするとおっしゃっていたのではないでしょうか。まさに見せかけの友愛です。こうした予算まで停止をされた総理のお考えをお伺いいたしますというふうに西村議員が質問されたのに対して、鳩山総理はこう答えられました。未承認薬の話がありましたが、希少疾病用の医薬品への支援など、通常の支援によってはこれまで開発がなかなか進まなかった、こういったものは執行停止はしません。優先をして一層の支援を行うことに決めたところでございますというふうに答弁をされたんですが、これはちょっと事実誤認をされているんじゃないかなと。私も、この点かなり興味がありましたので、西村議員とのやりとりを聞いていて、総理に正確な情報が上がっていないんじゃないかなというふうに総理のご答弁を聞いて思いました。」
要するに、がんや小児科のいわゆる「未承認薬」の開発・適応支援のための補正予算753億円のうち653億円を執行停止したのである。事実、期待しておられた患者さんの多くから落胆の声が寄せられている。「命を守る」政権と言いながら、実際には、予算の内容もよく確かめずに、使っていない予算を削減しているのである。引き続き、富田代議士はじめ、思いを同じくする仲間の議員の皆さんと連携しながら、建設的な議論をしてまいりたい。(私の代表質問とともに、是非富田議員の予算委員会でのこの質問も、このホームページから見て頂けますので、ご覧頂けると幸いです。)
3.9時、党本部において政権政策委員会。事務局長として、議論を整理。
9時45分頃、国会対策委員会。その後、何人かの部会長、政調副会長と今後の国会対応等について打ち合わせ。
11時半すぎ、党本部において、外交・国防合同部会。沖縄県の嘉手納町長からご意見を伺いながら、岡田克也外相の普天間基地の嘉手納基地統合案の問題点を検証した。「もう13年も前にこの嘉手納統合案は、嘉手納町民や基地周辺自治体の猛反発にあい、選択肢から既に消えていた案である。今回、再びこの案を持ち出すことは、町民の心を踏みにじるもので、新たな基地負担と犠牲を強いるものであり断じて許されるものではない。」のである。こうした経緯や議論の積み重ねを理解せずに、外務大臣が軽々しく発言することは許されるものではない。まさに「嘉手納町民は岡田外相の発言に厳しく抗議し、発言の撤回を求める」ものなのである。
一刻も早い辺野古沖への移設により、海兵隊のグアム移転・土地返還を実現し、沖縄県民の「負担を軽減」しなければならない。と同時に、日本の安全保障と極東の安定のために「抑止力」を維持することも大事なのである。この2つの要請に応えるためには、「日米合意」を実現することが唯一可能な案なのである。こうした点も含め、新政権の外交・安保政策について、さらに突っ込んだ議論をしていきたい。
2.ちなみに、昨日(11月5日)の衆議院予算委員会で、公明党の富田茂之代議士が、私の代表質問(10月28日:写真)の内容をほめて下さり、引用され、さらに、突っ込んで問い質して頂いた。速記録をそのまま引用すると、
「先週の代表質問の際、自民党の西村議員の方から、私は聞いていて鋭い質問だなと思ったんですが、総理のご答弁がちょっと間違えているんじゃないかなという点がございました。がんや小児分野の未承認薬の開発支援などの予算も執行停止にされました、西村議員はこう訴えて、期待していた多くの患者さんたちから落胆の声が多数寄せられております。人の命こそ何より大事にするとおっしゃっていたのではないでしょうか。まさに見せかけの友愛です。こうした予算まで停止をされた総理のお考えをお伺いいたしますというふうに西村議員が質問されたのに対して、鳩山総理はこう答えられました。未承認薬の話がありましたが、希少疾病用の医薬品への支援など、通常の支援によってはこれまで開発がなかなか進まなかった、こういったものは執行停止はしません。優先をして一層の支援を行うことに決めたところでございますというふうに答弁をされたんですが、これはちょっと事実誤認をされているんじゃないかなと。私も、この点かなり興味がありましたので、西村議員とのやりとりを聞いていて、総理に正確な情報が上がっていないんじゃないかなというふうに総理のご答弁を聞いて思いました。」
要するに、がんや小児科のいわゆる「未承認薬」の開発・適応支援のための補正予算753億円のうち653億円を執行停止したのである。事実、期待しておられた患者さんの多くから落胆の声が寄せられている。「命を守る」政権と言いながら、実際には、予算の内容もよく確かめずに、使っていない予算を削減しているのである。引き続き、富田代議士はじめ、思いを同じくする仲間の議員の皆さんと連携しながら、建設的な議論をしてまいりたい。(私の代表質問とともに、是非富田議員の予算委員会でのこの質問も、このホームページから見て頂けますので、ご覧頂けると幸いです。)
3.9時、党本部において政権政策委員会。事務局長として、議論を整理。
9時45分頃、国会対策委員会。その後、何人かの部会長、政調副会長と今後の国会対応等について打ち合わせ。
11時半すぎ、党本部において、外交・国防合同部会。沖縄県の嘉手納町長からご意見を伺いながら、岡田克也外相の普天間基地の嘉手納基地統合案の問題点を検証した。「もう13年も前にこの嘉手納統合案は、嘉手納町民や基地周辺自治体の猛反発にあい、選択肢から既に消えていた案である。今回、再びこの案を持ち出すことは、町民の心を踏みにじるもので、新たな基地負担と犠牲を強いるものであり断じて許されるものではない。」のである。こうした経緯や議論の積み重ねを理解せずに、外務大臣が軽々しく発言することは許されるものではない。まさに「嘉手納町民は岡田外相の発言に厳しく抗議し、発言の撤回を求める」ものなのである。
一刻も早い辺野古沖への移設により、海兵隊のグアム移転・土地返還を実現し、沖縄県民の「負担を軽減」しなければならない。と同時に、日本の安全保障と極東の安定のために「抑止力」を維持することも大事なのである。この2つの要請に応えるためには、「日米合意」を実現することが唯一可能な案なのである。こうした点も含め、新政権の外交・安保政策について、さらに突っ込んだ議論をしていきたい。