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ノーベル平和賞・ユヌス教授と意見交換。
1.3月16日(月)は、毎年恒例の「康風会」の淡路でのゴルフコンペ。私自身はプレーをするだけの余裕がないが、160名近い後援会の皆様のご参加を頂き、心から感謝申し上げたい。朝7時半頃から皆さんをお出迎えし、夕方17時過ぎまで表彰式・懇親会。多くの皆さんと、じっくり話をすることができた。現状の政治に対する不満・批判と、その分私を含めて若手への期待の大きさを強く感じた次第である。次回(来年)はできれば、一緒にプレーし、お風呂で汗も流したいが、まずは、このご期待に応えるべく精進してまいる決意である。
そして、私が最も信頼し、頼りにしている「おかめの会」のメンバーと懇親し、最終の新幹線で上京。
2.3月17日(火)朝6時過ぎ起床。なぜかいつも寝起きに鼻がグズグズ、クシャミ連発。花粉症の症状が顕著である。ひょっとしたら、家の中の方が、花粉が漂っているのかもしれない。まさか「妻アレルギー」ではないとは思うが(笑)。
7時半より都内のホテルで、2006年ノーベル平和賞受賞者のユヌス教授(バングラディシュ出身)と朝食会。ご自身の手持ちの27ドル(約3000円)からスタートした「グラミン銀行」が今や800万人の会員(兼株主)で、1人1.5ドルの拠出をしていることから1.5ドル×800万人=1200万ドル(約12億円)の資本となっている。ユヌス教授の話は極めて明快。グラミン銀行側は、一人に40~50ドルのお金を貸し、毎週チェックするために訪問する。借り手は主として女性。自分のできる小さなビジネス(コミュニティ・ビジネス)を努力する。しかし、銀行は決してアドバイスやコンサルティングは行わず、あくまで、その女性の自立を求め、自分の頭で考え、自分の力でビジネスを起こすことを促す。もちろん、40~50人で共同で運営することもあり得る。こうした取り組みにより、800万人もの女性が自立をしていると聞き、驚くばかりである。
一方、グラミン銀行は、食品のダノン社や化学のBASF社(ドイツ)といった企業と「ソーシャル・ビジネス」も展開している。この「ソーシャル・ビジネス」により生じた収益は株主に還元せず、さらに「ソーシャル・ビジネス」に投資を行うのである。もちろん、株主には事前に承認を取っているが、企業にとっては、イメージが断然アップする。近年、企業には社会的責任(CSR)が求められるようになり、経営者や株主の意識も大きく変わってきた。社会的責任を果たす企業の商品こそが買い求められるようにもなっているのである。
私は、自民党のNPO特別委員会の事務局長も務めてきた。是非、グラミン銀行の勧めるような「コミュニティ・ビジネス」や「ソーシャル・ビジネス」を広めていきたいと思う。ユヌス教授とはこれからも連携していきたい(写真)。
3.その後、外務省で打ち合わせ。
11時過ぎ、ヨルダンのアリ計画大臣の訪問を受ける。経済協力や案件について意見交換。
4.午後1時から、衆議院本会議。
東京オリンピックの誘致の決議を行い、その後、消費者庁設置法案の審議が始まる。
5.夕方には、ブルガリアのファンダコヴァ・ソフィア市副市長の表敬、エチオピアのダデッセ貿易産業国務大臣との意見交換と続く。
夜は、仲間の議員と懇親、ブラジルから来日中のワルテル・イイホシ議員、ウー議員と懇談。帰宅は11時半。
そして、私が最も信頼し、頼りにしている「おかめの会」のメンバーと懇親し、最終の新幹線で上京。
2.3月17日(火)朝6時過ぎ起床。なぜかいつも寝起きに鼻がグズグズ、クシャミ連発。花粉症の症状が顕著である。ひょっとしたら、家の中の方が、花粉が漂っているのかもしれない。まさか「妻アレルギー」ではないとは思うが(笑)。
7時半より都内のホテルで、2006年ノーベル平和賞受賞者のユヌス教授(バングラディシュ出身)と朝食会。ご自身の手持ちの27ドル(約3000円)からスタートした「グラミン銀行」が今や800万人の会員(兼株主)で、1人1.5ドルの拠出をしていることから1.5ドル×800万人=1200万ドル(約12億円)の資本となっている。ユヌス教授の話は極めて明快。グラミン銀行側は、一人に40~50ドルのお金を貸し、毎週チェックするために訪問する。借り手は主として女性。自分のできる小さなビジネス(コミュニティ・ビジネス)を努力する。しかし、銀行は決してアドバイスやコンサルティングは行わず、あくまで、その女性の自立を求め、自分の頭で考え、自分の力でビジネスを起こすことを促す。もちろん、40~50人で共同で運営することもあり得る。こうした取り組みにより、800万人もの女性が自立をしていると聞き、驚くばかりである。
一方、グラミン銀行は、食品のダノン社や化学のBASF社(ドイツ)といった企業と「ソーシャル・ビジネス」も展開している。この「ソーシャル・ビジネス」により生じた収益は株主に還元せず、さらに「ソーシャル・ビジネス」に投資を行うのである。もちろん、株主には事前に承認を取っているが、企業にとっては、イメージが断然アップする。近年、企業には社会的責任(CSR)が求められるようになり、経営者や株主の意識も大きく変わってきた。社会的責任を果たす企業の商品こそが買い求められるようにもなっているのである。
私は、自民党のNPO特別委員会の事務局長も務めてきた。是非、グラミン銀行の勧めるような「コミュニティ・ビジネス」や「ソーシャル・ビジネス」を広めていきたいと思う。ユヌス教授とはこれからも連携していきたい(写真)。
3.その後、外務省で打ち合わせ。
11時過ぎ、ヨルダンのアリ計画大臣の訪問を受ける。経済協力や案件について意見交換。
4.午後1時から、衆議院本会議。
東京オリンピックの誘致の決議を行い、その後、消費者庁設置法案の審議が始まる。
5.夕方には、ブルガリアのファンダコヴァ・ソフィア市副市長の表敬、エチオピアのダデッセ貿易産業国務大臣との意見交換と続く。
夜は、仲間の議員と懇親、ブラジルから来日中のワルテル・イイホシ議員、ウー議員と懇談。帰宅は11時半。