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弱者や地方に配慮を
1.本日は、中小企業や農業・水産業、子育て中のお母さんに対する支援をどう進めていくか、などの議論を行った一日であった。
今朝も8時スタート。実は6時半に起きて次女に宿題を教えた。小学校4年生にもなると、算数もだんだん難しくなってきて、時々悩むようだが、自分(父親)の一言で悩みが解消され「わかった!」と声をあげて喜んでくれる笑顔は、いつ見てもうれしいものだ。眠気がいっぺんに覚める。
2.さて、朝8時からは「経済活性化税制議員連盟」。事務局次長(一体いくつ事務局長や事務局次長を拝命しているのだろうか(苦笑))として、日本商工会議所から中小企業の経営の実態と税制要望についてヒアリングを行う。やはり、中小企業の承継税制についての要望が第一である。事業用の土地は80%軽減されているが、非上場株式については10%の軽減だけであり、さらに、例えば後継者たる長男の専務が頑張って事業拡大すればするほど、いざ承継の時の株式評価が高くなり、その結果相続税が高くなってしまい、事業拡大についての障害にもなりかねない。この点、私が「中小企業事業承継問題検討小委員会」事務局長としてまとめた報告書では、①株式についても80%軽減、②一定時点で株式の評価を固定、といったことを提言しており、中小企業の廃業が増える中、スムーズな事業承継が可能となるよう、年末に向けての税制の議論においてがんばりたいと思う。
3.また、続いての農業政策小委員会では、私から「①小規模農家は疲弊しており将来への不安が大きい。緊急的にやれることはすべてやってほしい。②ただ、規模拡大に意欲のある人には思い切ったインセンティブをつけるべき。例えば、『隣も、その隣も同じトラクターを持っている。一緒にやればコストは安くできるのに・・・』という農家もあるし、『隣の米は、夏の間草刈りをさぼったから米が小さい。オレにやらせてくれればもっといい米ができるのに…』という担い手もいる。農家の意識改革とともに、土地を集約化していくための思い切った優遇措置を考えてほしい。③また、個別に料理屋に販売努力を行っている農家(若い人)もいる。やる気のある農家に対し、マーケティングや販路拡大のための支援も是非検討してほしい。」と発言した。西川公也小委員長からは「新農政族として協力してほしい」と言われた。参院選中も農業政策の発言要領を一緒に作った仲である。日本の農業の発展のためにがんばりたい。
4.昼には「有明海ノリ等被害調査対策本部総会」が開催。私からは、「水産副部会長として有明も全力で応援するが、瀬戸内のノリへの支援もお忘れなく。『新瀬戸内法』も検討している。」という点と、「原油が90ドルを超えている。漁業者は燃油代の高さに悲鳴をあげている。補正予算も含めて是非対応をお願いしたい」旨、党幹部と水産庁幹部に申し上げた。市場原理だけでは、産業や生活を守れない部分があり、それを直すのが政治の役割である。「自由経済」は基本であるが、「市場の失敗」や「弱者」に対してはしっかりと対応したい。
5.13時より、英国の「ホーム・スタートジャパン」事務局のアンナ・スタッタードさんを迎えて、「若者を応援する若手議員の会」(通称「若々議連」)で子育て中のお母さんの支援方法などについて議論を行った。さすがに英国は、「国から地方へ」「地方政府からNPOへ」と「二重の分権化」を行っており、NPO(英国ではVCO(ボランタリー・コミュニティ組織)と呼んでいる)の活動の場面が広い。日本として見ならうべき点である。党NPO特別委員会事務局長としてもしっかりフォローしたい。
その後も、厚労省から医療制度改革についての説明、国土交通省から土地流通税制の説明などを受けた。夕方に、東京淡路会である。ゆっくり懇談したい。(が、明日は朝一番の飛行機で地元である。)
(写真左から3人目が、ホーム・スタートインターナショナル事務局長アンナ・スタッタード氏)
今朝も8時スタート。実は6時半に起きて次女に宿題を教えた。小学校4年生にもなると、算数もだんだん難しくなってきて、時々悩むようだが、自分(父親)の一言で悩みが解消され「わかった!」と声をあげて喜んでくれる笑顔は、いつ見てもうれしいものだ。眠気がいっぺんに覚める。
2.さて、朝8時からは「経済活性化税制議員連盟」。事務局次長(一体いくつ事務局長や事務局次長を拝命しているのだろうか(苦笑))として、日本商工会議所から中小企業の経営の実態と税制要望についてヒアリングを行う。やはり、中小企業の承継税制についての要望が第一である。事業用の土地は80%軽減されているが、非上場株式については10%の軽減だけであり、さらに、例えば後継者たる長男の専務が頑張って事業拡大すればするほど、いざ承継の時の株式評価が高くなり、その結果相続税が高くなってしまい、事業拡大についての障害にもなりかねない。この点、私が「中小企業事業承継問題検討小委員会」事務局長としてまとめた報告書では、①株式についても80%軽減、②一定時点で株式の評価を固定、といったことを提言しており、中小企業の廃業が増える中、スムーズな事業承継が可能となるよう、年末に向けての税制の議論においてがんばりたいと思う。
3.また、続いての農業政策小委員会では、私から「①小規模農家は疲弊しており将来への不安が大きい。緊急的にやれることはすべてやってほしい。②ただ、規模拡大に意欲のある人には思い切ったインセンティブをつけるべき。例えば、『隣も、その隣も同じトラクターを持っている。一緒にやればコストは安くできるのに・・・』という農家もあるし、『隣の米は、夏の間草刈りをさぼったから米が小さい。オレにやらせてくれればもっといい米ができるのに…』という担い手もいる。農家の意識改革とともに、土地を集約化していくための思い切った優遇措置を考えてほしい。③また、個別に料理屋に販売努力を行っている農家(若い人)もいる。やる気のある農家に対し、マーケティングや販路拡大のための支援も是非検討してほしい。」と発言した。西川公也小委員長からは「新農政族として協力してほしい」と言われた。参院選中も農業政策の発言要領を一緒に作った仲である。日本の農業の発展のためにがんばりたい。
4.昼には「有明海ノリ等被害調査対策本部総会」が開催。私からは、「水産副部会長として有明も全力で応援するが、瀬戸内のノリへの支援もお忘れなく。『新瀬戸内法』も検討している。」という点と、「原油が90ドルを超えている。漁業者は燃油代の高さに悲鳴をあげている。補正予算も含めて是非対応をお願いしたい」旨、党幹部と水産庁幹部に申し上げた。市場原理だけでは、産業や生活を守れない部分があり、それを直すのが政治の役割である。「自由経済」は基本であるが、「市場の失敗」や「弱者」に対してはしっかりと対応したい。
5.13時より、英国の「ホーム・スタートジャパン」事務局のアンナ・スタッタードさんを迎えて、「若者を応援する若手議員の会」(通称「若々議連」)で子育て中のお母さんの支援方法などについて議論を行った。さすがに英国は、「国から地方へ」「地方政府からNPOへ」と「二重の分権化」を行っており、NPO(英国ではVCO(ボランタリー・コミュニティ組織)と呼んでいる)の活動の場面が広い。日本として見ならうべき点である。党NPO特別委員会事務局長としてもしっかりフォローしたい。
その後も、厚労省から医療制度改革についての説明、国土交通省から土地流通税制の説明などを受けた。夕方に、東京淡路会である。ゆっくり懇談したい。(が、明日は朝一番の飛行機で地元である。)
(写真左から3人目が、ホーム・スタートインターナショナル事務局長アンナ・スタッタード氏)