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日韓インターネット政治対話
1.4月10日(月)午前、慶應大学三田キャンバスで、韓国の国会議員とインターネットTVで政治対話を行った。日本側は、自民党の河野太郎議員(河野さんとは5月の連休後半に「中東若手リーダーシップフォーラム」でヨルダンにご一緒します)、民主党の古川元久議員、浅尾慶一郎、韓国側はもう何度もお会いしている宋栄吉議員(与党ウリ党)、李成權議員(ハンナラ党)、金栄春議員(ウリ党)。

2.私から、①日韓FTA交渉をすぐにでも再開すべき、②農水産物の輸入増大への日本側の抵抗については、「私の地元でも、韓国からノリの輸入拡大を甘んじて受け入れた。それでも皆でがんばろうと話している。日本は知恵を出そうとしている。」また、焼酎の輸入をはじめとして日本側が受け入れる可能性はある。③関税引き下げの交渉と合わせて、日韓双方がメリットを受ける共同のプロジェクトを早く実施すべき。例えばエネルギーの共同開発など。④また、韓国のトラックがフェリーで、日本の北九州や下関に来て、そこで日本のトラックに積みかえなければならない、という不便も聞いている。例えば、相互乗入れで、一定期間なら、韓国の免許、韓国のトラックで日本国内を走れるようにするといったことも検討すべき、といった具体的な提案を行った。しかしながら、韓国側のメンバーからは、靖国参拝、歴史認識など後向きな議論が繰り返されるばかりで大変残念であった。

3.もちろん、過去は過去でしっかりと向き合わなければならないが、せっかく40才前後の若手議員同志で未来志向で議論しようという場なのだから、是非ともお互いに知恵を絞り、前向きに、建設的な意見交換の場となるようにしていきたいと思う。