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自由民主党総裁を目指して(その⑦)
1.9月26日(土)昨夜から熊本入り。熊本での討論会・演説会、そして総裁選最後の合同演説会は長崎県佐世保市だ。いずれの会場も多勢の党員、党友の皆さんにお越し頂いた。野党の総裁選で、総理大臣を選ぶわけでもないのに、本当にうれしい限りだ。心から感謝したい。
2.熊本では、「私は党内をまとめられる」と宣言した。誰が名付けたか、私のあだ名は「ミスター事務局長」。海洋基本法や宇宙基本法、あるいは幼児教育無償化の提言、NPO優遇税制など、党内の様々な意見がある中で意見を集約し取りまとめてきた。私は、派閥の領袖クラスの方でもその人の言う通りにはならない。むしろ様々な意見を私なりに整理をして、先輩のところに説明・説得に行く。わかってもらえるまで通う。こうして党内の取りまとめを行ってきた。海洋基本法や宇宙基本法では公明党や民主党とも調整し、まとめあげたのである。当選3回の私であるが、こうした経験は誰にも負けない。
3.佐世保では、何度か食べたことがある「佐世保バーガー」の話をした。巨大なハンバーガーで市内に認定店が25店くらいあるそうだが、こうした地域の取り組み・努力を是非応援したい。私の地元で言えば「淡牛」(淡路島の玉ねぎ、牛肉、お米を使った牛丼。2008年10月28日、2008年10月26日とっておきの一枚参照)だ。しかし地元が頑張って企業振興や企業誘致をして税収が上がれば、その分国からの交付税、交付金は減らされる。がんばって税収を上げれば、財政に余裕が出来るから国からの支援は減らしてもいいだろうという考え方だ。おかしな話だ。がんばれば国からの支援は減り、逆に言えば、がんばらなくても国から一定の支援はもらえるのだ。これでは地方は努力しない。この交付税の仕組みを改革することを申し上げた。
4.また、鳩山民主党政権については、率直に、「政治主導でフットワークよくやっている点は見習わなければならない」と申し上げた上で、「しかし、政策の中身、方向性、やり方については、しっかり議論していきたい」と述べた。まず、八ツ場ダム中止について、「マニュフェストに書いてあるから」というのはあまりに乱暴だ。地元住民の声をしっかり聞き、ダムに代わる治水の方策はあるのか、補償も含めて中止のコストはどのくらいかかるのか、こうした検証もなく結論先にありきはおかしい。長年の経緯と住民の思いがある。まずは住民の声を聞くのが第一だ。私が総裁になれば、直ちに特別チームを作り、調査団を派遣し、住民との対話を行う。このことを明言した。
5.さらに、「アジア共同体」構想への批判や「CO225%削減」表明に当たっての中国への働きかけの欠如なども指摘した(昨日9月25日活動報告参照)。また、私は、地域の共同体を守りながら経済のグローバル化に対応し、経済を成長させ、地方を再生するとの「新しい保守主義」(開かれた保守)の考え方に立つが、農村部や商店街を中心とした地域の共同体も、時代の変化に対応して進化していかなければならない。例えば、子育てのネットワークや病児保育・葉っぱビジネスといった、いわゆる「コミュニティ・ビジネス」も各地で活発化している。また、商店街も独自のブランド商品の開発や朝市などのイベント開催、他の商店街との連携など試行錯誤しながら新しいビジネスチャンスを模索している。私はこうした地域の努力を支援していきたいと思う。
2.熊本では、「私は党内をまとめられる」と宣言した。誰が名付けたか、私のあだ名は「ミスター事務局長」。海洋基本法や宇宙基本法、あるいは幼児教育無償化の提言、NPO優遇税制など、党内の様々な意見がある中で意見を集約し取りまとめてきた。私は、派閥の領袖クラスの方でもその人の言う通りにはならない。むしろ様々な意見を私なりに整理をして、先輩のところに説明・説得に行く。わかってもらえるまで通う。こうして党内の取りまとめを行ってきた。海洋基本法や宇宙基本法では公明党や民主党とも調整し、まとめあげたのである。当選3回の私であるが、こうした経験は誰にも負けない。
3.佐世保では、何度か食べたことがある「佐世保バーガー」の話をした。巨大なハンバーガーで市内に認定店が25店くらいあるそうだが、こうした地域の取り組み・努力を是非応援したい。私の地元で言えば「淡牛」(淡路島の玉ねぎ、牛肉、お米を使った牛丼。2008年10月28日、2008年10月26日とっておきの一枚参照)だ。しかし地元が頑張って企業振興や企業誘致をして税収が上がれば、その分国からの交付税、交付金は減らされる。がんばって税収を上げれば、財政に余裕が出来るから国からの支援は減らしてもいいだろうという考え方だ。おかしな話だ。がんばれば国からの支援は減り、逆に言えば、がんばらなくても国から一定の支援はもらえるのだ。これでは地方は努力しない。この交付税の仕組みを改革することを申し上げた。
4.また、鳩山民主党政権については、率直に、「政治主導でフットワークよくやっている点は見習わなければならない」と申し上げた上で、「しかし、政策の中身、方向性、やり方については、しっかり議論していきたい」と述べた。まず、八ツ場ダム中止について、「マニュフェストに書いてあるから」というのはあまりに乱暴だ。地元住民の声をしっかり聞き、ダムに代わる治水の方策はあるのか、補償も含めて中止のコストはどのくらいかかるのか、こうした検証もなく結論先にありきはおかしい。長年の経緯と住民の思いがある。まずは住民の声を聞くのが第一だ。私が総裁になれば、直ちに特別チームを作り、調査団を派遣し、住民との対話を行う。このことを明言した。
5.さらに、「アジア共同体」構想への批判や「CO225%削減」表明に当たっての中国への働きかけの欠如なども指摘した(昨日9月25日活動報告参照)。また、私は、地域の共同体を守りながら経済のグローバル化に対応し、経済を成長させ、地方を再生するとの「新しい保守主義」(開かれた保守)の考え方に立つが、農村部や商店街を中心とした地域の共同体も、時代の変化に対応して進化していかなければならない。例えば、子育てのネットワークや病児保育・葉っぱビジネスといった、いわゆる「コミュニティ・ビジネス」も各地で活発化している。また、商店街も独自のブランド商品の開発や朝市などのイベント開催、他の商店街との連携など試行錯誤しながら新しいビジネスチャンスを模索している。私はこうした地域の努力を支援していきたいと思う。