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ヨーロッパ出張(その④:「イタリア・ローマ編」)
1.5月26日(月)、イタリア・ローマでのG8エネルギー大臣会合に、日本政府を代表して出席した。この時の模様は既に5月27日のニッシーブログで報告しているところであるが、二階俊博経済産業大臣が予算委員会出席のため帰国した後は、私より、日本の政策や、核実験を行った北朝鮮を非難する発言を行った(写真①、②)。終了後の写真撮影・記者会見では議長国イタリアのスカイヨーラ経済大臣(中央)の隣であった()し、何人かの記者からもインタビューを受けた()。
2.会議の合い間で、旧知のオーストラリアのファーガソン・エネルギー大臣()、メキシコのマルティネス・エネルギー大臣()、そしてこの分野において、サウジアラビアのナイミ石油大臣と並ぶ実力者である、ナイジェリアのルークマン石油大臣()と個別に会談を行った。大変慌ただしい日程であったが、石油価格の動向や気候変動問題への対応など、有意義な意見交換であった。
3.わずかな時間で、あの「ローマ人の物語」で有名な塩野七生さんから、日本の政治の処方箋を伺ったり(6月2日ブログ参照)、バチカン市国にローマ法王の胸像が採用され、バチカン図書館に飾られている彫刻家・奥村信之さんと短時間懇談()したりした。
4.バチカンは、ローマ市の中に高い壁に囲まれた人口約800人の国で()、その内部には、天正遣欧少年使節団を描いた絵や、ミケランジェロの「天地創造」が描かれており、観光客でいっぱいである()。将来、ゆっくりと訪問したい場所である。
ローマ市内は、狭い道に車が駐車され、渋滞も激しいが、二人乗りの超ミニカーが縦に横にうまく駐車されている()。狭い道のローマで人気車の一つだそうだ。今注目のフィアットが元気なこともあり、日本車のシェアは低いようだが、今後、環境対策を考えれば、日本メーカーの小型の電気自動車などに期待したい。
5.今回、ローマ市内はゆっくり観光できなかったが、ベネチア広場にある、あのムッソリーニが大演説を行った建物のベランダの前を通った()。ムッソリーニが進めた政策の方向は、結果として間違いであったわけだが、政治家にとってやはり演説は重要である。人の心をつかみ、動かせないと、政治は動かない。塩野さんの話も含めて、そんなことを考えたローマであった。
2.会議の合い間で、旧知のオーストラリアのファーガソン・エネルギー大臣()、メキシコのマルティネス・エネルギー大臣()、そしてこの分野において、サウジアラビアのナイミ石油大臣と並ぶ実力者である、ナイジェリアのルークマン石油大臣()と個別に会談を行った。大変慌ただしい日程であったが、石油価格の動向や気候変動問題への対応など、有意義な意見交換であった。
3.わずかな時間で、あの「ローマ人の物語」で有名な塩野七生さんから、日本の政治の処方箋を伺ったり(6月2日ブログ参照)、バチカン市国にローマ法王の胸像が採用され、バチカン図書館に飾られている彫刻家・奥村信之さんと短時間懇談()したりした。
4.バチカンは、ローマ市の中に高い壁に囲まれた人口約800人の国で()、その内部には、天正遣欧少年使節団を描いた絵や、ミケランジェロの「天地創造」が描かれており、観光客でいっぱいである()。将来、ゆっくりと訪問したい場所である。
ローマ市内は、狭い道に車が駐車され、渋滞も激しいが、二人乗りの超ミニカーが縦に横にうまく駐車されている()。狭い道のローマで人気車の一つだそうだ。今注目のフィアットが元気なこともあり、日本車のシェアは低いようだが、今後、環境対策を考えれば、日本メーカーの小型の電気自動車などに期待したい。
5.今回、ローマ市内はゆっくり観光できなかったが、ベネチア広場にある、あのムッソリーニが大演説を行った建物のベランダの前を通った()。ムッソリーニが進めた政策の方向は、結果として間違いであったわけだが、政治家にとってやはり演説は重要である。人の心をつかみ、動かせないと、政治は動かない。塩野さんの話も含めて、そんなことを考えたローマであった。