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ロシア出張決定
1.朝一番の飛行機で上京。朝から、医療制度改革、特に診療報酬改定について説明を受ける。6年ぶりに医療本体部分について0.38%の引き上げの方向が固まった。ジェネリック薬(特許が切れたあとの後発品)の利用を促進することによる医療費全体の伸びの抑制と合わせて実施する。その後、「ねんきん特別便」の説明を受けた。3月までに約1100万人の方に発送し、来年10月までに年金の受給者・被保険者全員に発送するという。公約どおり徹底した名寄せを行うが、脱税目的の架空の名前もあるとも言われており、どうしても名寄せに結び付かないものも出てしまうようだ。不正を行っている者に対しては徹底して事実関係を解明し責任を追及すべきであるし、何より真面目に掛け金を払ってきた方々に対して、正確に年金を支給するべきである。

2.そして、明日20日午後出発で、急遽ロシアに出張することとなった。21日にサンクト・ペテルブルグのトヨタの工場が竣工する式典に、プーチン大統領が出席されるのに合わせて、森喜朗元総理が出席され、会談を持たれることになり、同行することとなったのである。20日夜は機内泊で、21日に式典、首脳会談、そしてすぐにサンクト・ペテルブルグを出発し、また機内泊という、いわゆる「0泊三日」の出張である。地元若手との懇談会や行事も犠牲になってしまうが、めったにない機会であり、森元総理から話があった時には、二つ返事で「行きます」と言った次第である。そして早速、外務省、経産省から事前説明を受ける。

3.相前後して、地元から訪問団(陳情団)が2組。一つは、北浦義久元県議が会長を務める「淡路花卉組合連合会」の皆さんである(写真1)。例年この時期に皇居に淡路の花を届けておられる。淡路市はカーネーション生産日本一の市なのである。しかし、最近では燃油高騰に悲鳴あげており、後継者不足と相まって、花卉栽培をやめる農家も出てきている。しっかりと応援したい。

4.そして、柳実郎洲本市長、中田勝久南あわじ市長ほか淡路島のたくさんの皆さんが、高速料金値下げの要望に来られた。淡路島の大きな観光資源の一つである「人形浄瑠璃」も一緒に、渡海紀三朗文部科学大臣、冬柴鐵三国土交通大臣にご要望申し上げた(,3)。

5.その後、中川昭一元政調会長の勉強会、山中燁子代議士が座長を務める「国家戦略本部・紛争諸国に対する日本流平和貢献プロジェクトチーム」、清和政策委員会の「国会運営に関する提案」勉強会と続く。
今夜は、地元で忘年会が2つ。その一つ「町衆明石・研修委員会」では、小泉チルドレンの(早稲田の商店主で有名な)安井潤一郎代議士がゲストスピーカーで来られる。町衆の若手商売人には、安井さんの商売根性を是非学んでもらいたい。この間わずか1時間ほどの滞在の地元往復である。夜中には、明日のロシア出張をひかえて、マイナス3度に備えた旅支度をしなければならない。