1．昨夜は、明石の建設業の方々から、「仕事が激減。世界のことも取り組んでほしいが、地元のことも忘れないで欲しい」との切なる声をお伺いした。政治の原点は地元であることは言うまでもない。初心忘れず、肝に銘じてがんばりたい。

2．わずか1時間の滞在で、関西空港からの最終便で再上京。夜中にロシア出張の準備。そして、今朝も、国会事務所で慌ただしく書類の準備、打ち合わせなど行う。8時半すぎ、公立病院の在り方について、関係省庁と意見交換。9時に「海洋政策特別委員会」。有識者の先生方から、海洋基本計画策定に際しての御意見を伺う。新しいデータもたくさん紹介された。例えば、日本の砂浜は、過去15年間で毎年平均0.17mずつ消滅している。このペースでいけば、全国の砂浜の平均幅は約30mであることから、今後180年で砂浜が消滅してしまう計算である。また、地球温暖化により60cm前後の海面上昇が見込まれているが、台風の時などの波の打ち上げ高は2m以上となるのである。すなわち2mの堤防が新たに必要となるわけである。気候・環境の大きな変化の中で、「海洋政策特別委員会」事務局長として、今後とも我が国の安全、国益を確保するために、さらに議論を深めていきたいと思う（写真）。

3．「西オーストラリア州・関西友好議員連盟」に少しだけ出席して、成田に向かう。同議連の事務局長として、本来なら議事進行も行わなければならないし、先般の総選挙でオーストラリアでは政権交代が行われ、新たに労働党政権が生まれた。その背景や、今後の日豪関係についても意見交換をしたかったのであるが、ロシア出張である。プーチン大統領との面談が楽しみである。いかに迫力があるか、この目で感じてきたい。