ニッシーブログ
2008.2.21
「目からウロコ」の話
1.朝8時から「海洋政策特別委員会」。3月中旬を目途に内閣官房海洋政策本部において策定作業中の「海洋基本計画」について、事務局長として議論を進める(写真)。政府の策定する計画だから、やむを得ない部分はあるが、「ロマン」が足りない気がしている。宇宙もそうだが、海は無限に広がり、夢と希望を与えてくれる。我が国が資源大国になる可能性も大きいのである。日本が海洋国家として進むべき道をしっかり示したいと思う。夢のある計画としたい。

2.9時から、「国際競争力調査会:IT・人材に関するワーキングチーム」。ゲーム業界大手のコーエーの松原健二・代表取締役社長、業務用ソフト大手のワークスアプリケーションの阿部孝司・代表取締役から、IT業界の人材育成の話や業界の競争力の話をして頂いた。目からウロコの話ばかりである。阿部さんによれば、「日本のソフトウエア業界はもっと競争力を持てる」「企業システムの費用10分の1に節約できる」とのことである。現に、人事・給与計算等のソフトにおいて、世界のトップ企業SAPを国内シェアで追い抜き、No.1となっている。18000人のインターンに対し、「何も教えず」自ら答えを創る若者100人を採用するとのことである。是非、地元の企業の皆さんにも聞いて頂きたい内容であった。

3.14時、「党改革実行本部」役員会で、今後の進め方について議論。(副本部長を拝命している)私は、「国会改革」の小委員会の幹事として、国会議員定数削減、ねじれ国会の中で国会運営のルール見直し、国会事務局のムダ削減など、国会全般にわたって聖域なく改革の提案を行っていきたいと思う。
14半すぎ超党派の「腎移植を考える超党派の会」。先般保険医の登録取消の方針が示された宇和島徳洲会病院の万波医師の治療を受けた患者さんたちの声を聞きつつ、現行法の問題点などを議論する。その後、「健康食品問題研究会」。こちらも超党派の勉強会で、今日は、アンチエイジング(抗加齢)が専門の慶応大学医学部の坪田一男教授(眼科)のお話を伺う。こちらも「目からウロコ」の大変おもしろい話であった。100才で元気に活動されているおばあさんの例も引用されながら、@インシュリン濃度を高める食物(米、パンなど)より、高めない果物(リンゴ、バナナ、ブドウなど)を食べること、A「レスペラトロール」が抗加齢に効果がある、Bサプリメントの効用など分かりやすく話された。この坪田先生も、是非地元の後援会でスピーチしてもらいたくなった先生である。

4.16時「先物研究会」、16時半「都市農業研究会」、17時「外交勉強会『韓国新政権下の韓国政治』」と続く。それぞれに私自身の問題意識があるが、詳細は機会を改めたい。
今夜もパーティ3つに、経産省同期のお二人と国際経済を巡る勉強会を兼ねた夕食会。さて、パーティは全部出れるかどうか…。
画像はこちら


一覧
HOME
(C)yasutoshi.jp