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臨時国会が開会。予算委員会理事、憲法審査会幹事に就任。
1.予算委員会理事、憲法審査会幹事として
(1) 予算委員会では、補正予算を21日までの会期中に成立すべく、理事として丁寧に野党と協議を行ってまいります。今回の補正予算は、最近までの収入実績や企業収益の動向等を勘案しての6・4兆円の増収と前年度剰余金6・1兆円を活かしつつ、歳出総額約36兆円となります。
質疑では、女性や若手など自民党の幅広い人材に質問に立ってもらうつもりですが、私自身もこの2年間、経済再生・新型コロナ担当大臣として約2800回の答弁を重ねた経験を活かし、節目節目で質問に立ち、政府の取組みを確認しつつ、対応の後押しをしていくつもりです。
当面の論点として、
① 3回目接種前倒しへ
ワクチンの3回目接種については、岸田総理も所信表明演説の中で、できる限り前倒しする意向を表明されています。
私が本部長を務める自民党新型コロナ対策本部においては、オミクロン株に備えるためにも、できるだけ早い3回目接種を求めてきており、今後、自治体の準備、ワクチンの供給量、モデルナ製ワクチンの活用とそれについての情報発信などを考慮しながら、自治体の現場が混乱することなく、できるだけ早く3回目接種を始められるよう、取り組んでいきます。特に、重症化リスクの高い高齢者施設などにおける早期の接種が必要と考えています。
② 子育て世帯への迅速な給付
18歳以下への10万円相当の給付については、自治体等から様々なご指摘も頂いています。
(a)年末年始の出費を想定し迅速に給付する観点から、予備費を用いて年内に、児童手当の枠組みを活用し中学生以下に対して、まずは5万円の現金給付を実現し(約9割の自治体が年内に支給開始)、(b)その上で、新学期において子供のために確実に支出してもらうため、春頃に5万円分のクーポン配布で支援する、との政府の考えですが、給付に伴う事務経費をできる限り抑えられるよう、自治体の意向も踏まえ、自由度のある柔軟な給付方法を模索します。
(2)憲法審査会では、自衛隊の明記・緊急事態対応の強化・参議院の合区解消・教育無償化の4項目の改正を実現すべく、与野党間で丁寧に説明・議論を行い、憲法改正議論を前に進めていきます。

2.自民党中央政治大学院副学院長、兵庫県連会長・「ひょうご未来塾」塾長として
全国各都道府県の政治塾を支援し、有為な人材の発掘・育成に取り組んでいきます。
私が県連会長を務める兵庫県連でも、来年2月27日から「ひょうご未来塾」を開催します。初回は、塾長である私自身が講師を務め、コロナ対応の経験や最初の選挙で苦杯をなめた後の活動などお話しします。来るべき首長選挙、統一地方選挙も視野に、女性・若者など意欲のある方を幅広く募ります。

【テレビ出演のお知らせ】
12月12日(日)9:00~10:00(NHK生出演)
《日曜討論》「論戦スタート オミクロン株は?暮らし・経済は?(仮)」