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国連の分担金について
1.我が国の国連分担金につて、ある方からメールで質問を頂きました。「もっと負担を下げるべきではないか」という御指摘でした。

2.この点について、私もあらためて数字を確認しましたので、皆さんにも紹介したいと思います。

3.国連の分担金については、この御指摘のとおり、日本の分担率を引き下げるべく、昨年、日本より「安保理常任理事国(負担金)の下限」などを提案し、1年間厳しく交渉を行ったところです。

4.その結果、日本の分担率は19.468%から16.624%に下がり、国連加盟国中最大の「2.844%」(197億円)の引き下げとなりました。

5.その一方で、中国は0.6%増の2.667%、ロシアは0.1%増の1.2%となり、中露英仏の4安保理常任理事国の合計が15.310%→16.810%と、初めて我が国の分担率より大きくなりました。

6.いずれにしても、我が国の負担軽減の観点から、中進国・途上国においても、成長する経済規模に見合った負担を求めるなど、引き続き努力したいと思います。