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食品容器のリサイクルに福祉の力を!
1.本日(3/24)、プラスチック容器のリサイクルを推進するため、何人かの有志の議員が集まり、議論を行った。
2.その議論のスタートとなったのが、山形県新庄市の方式である。新庄市では、葱材やサンドイッチなどの食品容器(トレー)の表面にPP(ポリプロピレン)のフィルムを圧着し、そのフィルムをはがすことにより、食品トレー容器そのものを洗わずに回集できるわけである。
3.そして、スーパーの店頭などから回収された(PPフィルム付きの)食器トレー容器は、知的障害者小規模作業所「たんぽぽ作業所」の生徒たちが(汚れや色に応じて)収集・選別し、さらに社会福祉法人・山形県手をつなぐ親の会が運営する授産施設「友愛園」において、ペレットにされ、メーカーで再び食品トレー容器の原料として再利用される仕組みとなっている。
4.このシステムにより、障害者の受け取る賃金も増え、また環境への負荷も削減できる。例えば、CO2排出量は半分くらいに減るし、固形廃棄物・発生量は60%減の試算である。大変ユニークな取り組みだと思うこのシステムを全国に広げるべく知恵をしぼりたい。
写真はPP(ポリプロピレン)を圧着した食品トレー容器
2.その議論のスタートとなったのが、山形県新庄市の方式である。新庄市では、葱材やサンドイッチなどの食品容器(トレー)の表面にPP(ポリプロピレン)のフィルムを圧着し、そのフィルムをはがすことにより、食品トレー容器そのものを洗わずに回集できるわけである。
3.そして、スーパーの店頭などから回収された(PPフィルム付きの)食器トレー容器は、知的障害者小規模作業所「たんぽぽ作業所」の生徒たちが(汚れや色に応じて)収集・選別し、さらに社会福祉法人・山形県手をつなぐ親の会が運営する授産施設「友愛園」において、ペレットにされ、メーカーで再び食品トレー容器の原料として再利用される仕組みとなっている。
4.このシステムにより、障害者の受け取る賃金も増え、また環境への負荷も削減できる。例えば、CO2排出量は半分くらいに減るし、固形廃棄物・発生量は60%減の試算である。大変ユニークな取り組みだと思うこのシステムを全国に広げるべく知恵をしぼりたい。
写真はPP(ポリプロピレン)を圧着した食品トレー容器