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中国出張報告(その2)
1.北京の街は、来年のオリンピック開催に向けて、ホテルや道路改修などの建設が続いていますが、空気はくすんでおり、また交通渋滞も激しくなっています。急速な成長・都市化に伴う様々な弊害もあちこちにでてきているわけで、これらの問題についての中国側の問題意識も高まっています。

2.この分野については、日本には同じような経験とそれを克服してきたノウハウの蓄積があります。大気汚染対策、省エネルギー対策など、日本が世界に誇るべき技術を中心に、しっかりと協力すべきだと思います。

3.また、世界中で健康志向が広がる中で、ヘルシーな日本食についても人気が高まっています。今回の北京での食事も、かつての油っこい中華料理ではなく、薬膳料理のような健康を意識したものが多かったように思います。もちろん寿司をはじめ日本食の店舗も数多いですし、健康についての北京市民の意識の変化を強く感じました。

4.いずれにしても、世界の中で、日本の文化や生活、そして技術が脚光を浴びているわけで、今こそ、世界のソフトパワーのリーダーとして誇りを持って行動すべき時だと思います。
  • 北京の郊外。飛行機の中から。
  • 天安門広場で。
  • 日本では見られなくなった凧上げです。
  • ホテルからの北京風景。来年のオリンピックに向けて高層ビルの建設が進んでいます。

  • 一台2000万円の高級車・ベントレーが月に2~3台売れるそうです。
  • 12日の朝食会は人民大会堂です。
  • ここでの食事は薬膳料理かと思えるほどでした。まずは豆腐のスープ。
  • 続いて豆乳のスープ。
  • 次は粟(あわ)のスープ。
  • 昼食のスープは、カボチャに入ったフカヒレスープ。