ニッシーブログ
2005.4.26
あの百マス計算の陰山英男先生と意見交換
1. 4月26日「子ども体力向上ワーキング・チーム」で尾道市立土堂小学校の陰山英男校長先生と子供の学力・体力について意見交換を行った。(陰山先生は兵庫県の山口小学校・教諭時代、百マス計算で有名になったが、公募により土堂小学校の校長先生に就任)
2. 驚くべきデータをいくつも示されながら、子供たちの学力・体力について、以下のように話された。
@早起き・早寝の子供は学力も高く、体力も高い。
→朝早く登校し、運動場で走り回っている。修学旅行でも枕投げもせず、10時には寝てる。
Aテレビを見る時間を2時間以内としている。
→1時間以内なら、少々のものを見てもほとんど影響はない。しっかり睡眠をとっている子供ほど成績がいい。
B朝ごはんをしっかり食べている子供ほど成績がよく、体力もある。
C早い段階から、睡眠をけずり詰め込みの学習をすることはかえって学力を伸ばさない。
→たっぷりと睡眠をとり、百マス計算で脳を鍛えれば、短時間の学習でも吸収が早い。
3. (1)一つ一つ感銘を受けながら、私より2つの質問をさせて頂いた。一つは「親に対してどのような啓蒙を行っているか」、二つ目は、「テレビやインターネットは有害な面もあるが、有益な面もある情報教育は行っているか」。
(2)陰山先生よりは、@いろんな機会を通じて啓蒙を行っているが、時々月曜の朝会(朝礼)で抜き打ちで、子供たちに「昨晩は何時に寝たか」など聞いている。結構効果がある。A130台のコンピュータを導入し、情報教育も大変重視している。ただ視力の低下が問題となっている。対応を考えているところ。
4. 以上、大変参考になったお話であった。家庭での規則正しい習慣が大切なことを改めて認識した次第である。地元のお母さん方にも是非聞いてほしい話であり、一度機会をつくってみたい。
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