とっておきの1枚

2009年11月21日
この日は、福祉サークルの活動を見学。そこで見つけたのが、何と田中角栄著の「日本列島改造論」。公共事業を増やすことにより、地方にインフラを整備するとともに、企業誘致などを行い、地方を活性化する、という考えを示したもので、その後の「土建国家・日本」のバイブル的存在となった著作である。中を開いてみるとビックリだ。真っ白で、ただただ点字が打ってある。かなりの厚さである。この点字化の作業には敬意を表する次第であるが、福祉サークルの展示の中に本作が、いわば代表例として置かれていることには驚いた。